ポストカードをポストに出して、ホテルに帰ってきた時に、チェックインした時には気づかなかったんだけど、
なんかこういう部屋があって。
まぁ、中は漫画とかマッサージ・チェアとかある部屋で、それ自体はどうでもいいんだけど、壁に修験者の格好をした古い写真が飾ってあってね。
凄い男前な顔だよね。
三島由紀夫さんっぽくもあるし。
特に説明も何もないんで、誰なんだろう?と思ってたら、ちょうどあのジェントルマンなおじいちゃまがフロントにいらっしゃったので、聞いてみたんです。
あの部屋に飾られている古い写真の男性は誰なんですか?って。
そしたら、結構思いがけもしない展開でした。
『今、ちょっとお時間ありますか?それではちょっと説明させてもらってもいいですか?』
と言われ、ロビーの一角にあるビリケンさんの像の前に連れられました。
そこには、ビリケンさんの像と共に役の行者の木彫りの人形もおいてあり、パンフレットが壁に掲示されていました。
なんでも、あの修験者の格好をされてる方は、このサンシャイン・ホテルの社長のお祖父様なんですと。
で、お祖父様は若い時に熱心な山伏で、従兄弟の方と一緒にお参りによくいかれていたらしい。
あるとき、その従兄弟さんがアメリカに移民することになって、お祖父様は従兄弟さんに役の行者と前鬼・後鬼の木彫りの木像を餞別として持たせました、と。
後日、従兄弟さんからお祖父様に手紙がきて、『アメリカで仲良くなった美術教師の女性がどうしても欲しいというので、餞別としてもらった木像を彼女にあげました。せっかくもらったものなのに、申し訳ない。ただ、彼女は特に鬼の木像に興味をもったらしく、これから新しく鬼の像を作るらしい。』といったような内容が書かれていたんですと。
その女性の名前は、フローレンス・プリッツ。
ここから先は、ビリケンさんのwikipediaに詳しく載っているけれど、上記の話はwikipediaには掲載されてない話です。
ってか、ビリケンってアメリカ生まれだったのね・・・僕は、てっきり大阪発祥だと思ってました。(汗)
なんなら、昔、ビリケンさんっていう芸能人の方が大阪にいて、その人がモチーフだと勝手に思ってたよ・・・。
なんか、サンシャイン・ホテルに泊まって、よかったな。
何よりも、あのおじいちゃまとお話ができたので嬉しかった。
良かったらこのパンフレット、コピーしますのでお持ちください!と頂きました。
ビリケンさんの話のあとも、新宮のことについてなどお話してもらってね。
こういう出会いがあると、またいつか戻ってきたいなぁと思うね。
それでいうと・・・
あの沖縄のアルテック西町店の愛すべきババァこと愛ちゃん、元気かなぁ。
ちょっと調べてみるかと、
『沖縄・アルテック・愛ちゃん』
で検索したら、自分のブログがいきなり出てきて焦った(笑)
https://ameblo.jp/lmtbkmt/entry-11951491115.html
毎年沖縄には行ってたけど、ここ4年は足を運んでないな。
2019年、そろそろ沖縄行きますか?