久しぶりに女性とデートに行ってきました。

 

夜、女性と食事に行くことはあってもデートとなると久しぶりすぎて、どこにいっていいのかサッパリ分かりません。

 

初めてのデートでいきなり神社やお寺へ御朱印をもらいに行くという宗教色を全面に押し出すイベントは、流石によろしくないということくらいは薄々感じていたので、『都内・デート・オススメ』でネット検索してみました。

 

なんだろうねぇ、調べれば調べるほど、全く興味がわかないところばかりオススメされます。

 

世の中のカップルは、本当にこんなところに行って楽しんでるのか?楽しんでるフリをしてるんじゃないのか?とさえ思えてしまいます。

 

検索するのにも疲れてきて、もはや自分が行きたいところにしよう・・・と、登戸駅から徒歩30分の川崎にある岡本太郎美術館にしました。

 

以前一度だけ行ったことがあって、すごく良かったんで・・・個人的には。

 

どこの誰がオススメしてるのかよくわからないようなデート・スポットに行って後悔するよりは、自分が行きたいとこに行って、それでダメなら芸術も恋愛も全て爆発すればいいじゃないか、と自分を納得させて。

 

で、岡本太郎美術館へのアクセスを調べていたら、バナー広告に面白そうな美術展の告知が出てきたので見てみる。

 

どうやらMOBA(Museum of Bad Art)というのがアメリカはボストンにあり、日本で今展示をしているらしい。

 

しかも、かなりの曰く付きで最初で最後の日本上陸になりそうだ、と。

 

簡単にいうと、ゴミ捨て場やリサイクル・ショップから集められた残念なアートが集められているらしい(笑)

 

これだ!!!

 

これだったら、岡本太郎美術館より汎用性は高そうだ・・・ということで、岡本太郎さんは次回に回すとして、急遽Bad Art展の会場である東京ドーム隣接のGallery AaMoさんに行ってみることにしました。

 

因みに、神保町で半蔵門線から三田線に乗り換えるときに、前を歩いていた若いカップルが改札を抜ける際に紙切れの落し物をされたので拾ったら、まさかの岡本太郎美術館のチケットでした。

 

すいませーん!と呼び止め、チケットを落とされたことを告げてお返しするときに『今日、行かれたんですか?実は僕らも行こうと思って・・・』と声をかけると、彼氏さんが『はい、行ってきました!すごく良かったですよ、オススメです!』と。

 

愛想の良い、素敵な彼氏さんでした。

 

岡本太郎さんを好きな人に悪い人はいない説が、また一段と信憑をましたね。

 

こういう偶然はなんかいいなぁ、心がほっこりする。

 

三田線の水道橋駅のA3出口に向かうと、デカデカと広告がでていました。


 

これこれ。

 

ここが僕が選んだ初デートの場所です。

 

因みに、結果から先に書くと、デートの場所としてのバッド・アート展は、かなり危ういです・・・(笑)

 

特に、初めてのデート場所としては、かなりリスク高め、もはやリスクの塊と言ってもいいと思います。

 

デートはバッド・アート展にしよう!と最初に思った時は、『ディープインパクトと武豊』くらいに安心・安全の組み合わせ、まさに『鉄板』と思っていたのだけれど、会場を出る頃にはまぢで冷や汗でした・・・。

 

会場出口で『わたし、今日は帰るね・・・』と言われても仕方ないレベル。

 

もし、デートで利用しようと思われている方がいたら、お相手の方に入念に作品のコンセプトなどを事前にお知らせした上で、ご理解・ご協力を得てからの方がいいと思います。