文章を添削してくれと頼まれていたので、この週末は空いた時間にシコシコと添削先生をしてみました。
書き出しからして『法務大臣殿』というかなりのパワー・ワードで始まる文章なので、出来るだけまぢめに真面目に。
法務大臣といえば、初代法務大臣は我らが江藤新平先生であります。
幕末が時代設定の作品は好きなのでこれまでも多くの作品を読んできたのけれど、これまではどうしても新撰組しばりがあったのでレペゼン佐幕派、ただし徳川は若干Disだけど松平容保公は神、薩摩も長州も土佐も全部まとめてぜってぇ、ただし肥前は諸事情でOK、そういえば毎年初詣は基本的に吉田松陰先生を祀っている松陰神社、という複雑なスタンスを取らざるをえず、幕末から明治にかけてという激動の時代は個人的にも非常にストレスの重なる大変な時代でありました。
が、司馬遼太郎先生の『十一番目の志士』を読了したあたりから、少しづつ倒幕派への理解が進み、『みんなそれぞれが日本を良い国に』という気持ちで動いていたのだと思うと、一気に新撰組の呪縛から解き放たれたのでした。
そんな中でも自分の興味をひくのは西南戦争。
現代日本における最後の暴動が2008年の大阪での第24次西成暴動ならば、最後の内戦が1877年の鹿児島での西南戦争です。
我らが江藤新平先生は佐賀の乱で、西郷隆盛先生はこの西南戦争でお亡くなりになられるのでした。
書きたいことからどんどん離れていくので話を戻すと、要するにNHKの大河ドラマですよ。
このNHKの大河ドラマでは、幕末から明治初期までの時代背景でよく題材にされていて、それこそ旧幕府側でいうと『徳川慶喜』とか会津藩の『八重の桜』、それこそ『新選組!』とか、倒幕側でいうと薩摩・長州・土佐の偉人がめっちゃフューチャーされまくっている、のに。
のに、ですよ。
薩長土肥の肥が忘れられているのではないのか?と。
2020年の大河ドラマは明智光秀さんが主人公らしく、これはこれで素晴らしいスポットの当て方で個人的には全くもって異論はないのだけれどれも、なんなら日本人の明智光秀=裏切り者というだけのイメージを払拭して欲しいと思うのだけれども、明智光秀さんの後はそろそろ佐賀の偉人を題材にして欲しいと思ってしまうのは、私が佐賀人だからです、はい。
江藤新平先生でも大隈重信先生でも副島種臣先生でも鍋島閑叟公でもいいので、そろそろNHKの大河ドラマ担当の方には何卒よろしくお願いしたい次第です。
佐賀県民も人口は多くはないとはいえど、一応NHKの受信料は払ってるんで。
因みに、NHKの県別の受信料の支払い率をみたら・・・全県のリストは大きすぎるんでベスト5とワースト5を抜粋されている方がいらっしゃったので、抜粋させてもらうと
- 1位|秋田県 96.3%
- 2位|新潟県 94.7%
- 3位|島根県 93.9%
- 4位|山形県 92.6%
- 5位|青森県 91.6%
- —–
- 43位|京都府 73.6%
- 44位|北海道 70.0%
- 45位|東京都 66.4%
- 46位|大阪府 63.5%
- 47位|沖縄県 48.8%
都会になればなるほど、受信料を払ってないという現実・・・
そんな中ぶっちぎっている沖縄・・・もはや払ってる方が珍しいレベル(笑)
個人的には、一回、一年だけの期間限定でいいから、みなさんが思うようにスクランブル化してみて、どのくらい徴収できるか見てみてもいいんじゃない?と思うけどね。
