ミニバスに揺られながらいってきました、達磨寺。

 

道端にドカーってダルマ。


 

縁起だるま発祥の寺とあります。

 

なるほど・・・このだるまさんの形ってのは、ここのお寺から始まったのか。

 

確かに、本家の中国にはこのだるまさんの人形みたいな文化、確かにないような気がします。

 

日本オジリナルなんだね、だるま人形って。

 

入り口の門には『少林山』の文字、かっこいい門だね、なんか中国っぽい。


 

門をくぐったらひたすら階段を登ります。

 


で、本堂。


 

達磨寺っていうくらいだから、本堂の両脇にはダルマ・ダルマ・ダルマ。



 

セブン・イレブンのダルマ、ちょっと目立ち過ぎじゃない?(笑)

 

本堂の脇にあるお店の入り口には大きいだるまさんも。


 

因みに、この達磨寺、観光バスが付けているのか中国人の観光客がすごく多かったね。

 

達磨大師の教えが日本に伝わって、大師がこんなお人形さんになってたら本場中国の人もそりゃびっくりだわな。

 

で、ここのクライマックスは、なんと言っても御朱印です。

 

御朱印を集めてらっしゃる方には馬の耳に念仏だけど、もともとこの御朱印はお寺に写経を納めた証拠としての認印みたいなもの。

 

なので、もともとは神社は関係なく、お寺さんのカルチャーです。

 

確かに、神社で買える朱印帳は表紙は『朱印帳』と記載があるけど、お寺で買う朱印帳にはちゃんと『納経帳』とあります。

 

今僕が使っている、先日比叡山延暦寺で購入した朱印帳にもちゃんと納経帳とあります。


 

達磨寺の場合、寺務所に行き窓口で『御朱印をお願いします!』とお願いすると、上記のような説明を優しくお坊さんがしてくださり、筆ペンと用紙を渡されて、隣にあるテーブルと椅子を使って各自般若心経の最初の10字を写経します。


 

筆ペンなんて普段使わないから書くの難しい・・・。



願いごとは流石にシークレットです。 笑

 

名前と願い事を書いて、お坊さんに渡すと、なんと達磨大師の小さい仏像の前に連れて行かれて、お坊さんが一人一人に対して短い念仏を唱えてくださり、また、各自の名前とその願い事を大師にお願いしてくださります。

 

そして、最後に御朱印帳を返して下さります。


 

これは、ちょっと感動しました。


ってか、めっちゃ達筆やな…

 

これを本当、御朱印をもらいにきた人、一人一人にするんだからさ。

 

凄い労力だと思うんだけど、御朱印の文化的な背景を知ってほしいからのことだと思います。

 

いやぁ、来て良かった達磨寺。

 

あとは、本家、河南省の少林寺にいつか行かないと。

 

お寺を出たあと、次のバスが来るのがちょうど1時間後くらいだったので、それだったら、、、と次の目的地までは徒歩でいくことにしました。