三茶の中里の旧道を入っていったとこにあるお蕎麦屋さんの東風(こち)さん。
20代の最後の4年間、僕はこの中里の旧道を入ったとこに住んでいました。
当時はお店はそんなになかったけど、今は結構お洒落なお店も増えてきてるね。
そんな旧道の東風さんに、何気に初めて足を運んでみました。
なんなら今でも渋谷から歩いて帰るときに目の前を通るくらい、行こうと思えばいつでも行けるお店だったけど、なかなか行く機会がなくて。
お店に入ったらシンプルな内装で好きな感じでした。
『うち、いい店でしょ?』という主張プンプンのシンプルさでなくて、そぎ落とし系のシンプルさ。
僕は普通に普通にせいろを頼んだけど、もはや写真撮るより先に食べてしまいました。
もちろん美味しかったです。
特筆すべき点は、ソフトドリンクがウーロン茶とりんごジュースの2枚看板のみ。
コーラ、ないです。
『コーラ、あります?』と聞けるような雰囲気でもないので、『ソフトドリンクはウーロン茶とりんごジュースだけですか?』と尋ねると、『そうです。』と。
ちょりっす。
とりあえずりんごジュースを頼んだけど、真夏の部活の中学生のように秒速でりんごジュースを二杯飲み干してしまい、40手前の大人としてどうかと流石に思い、珍しく日本酒を頂きました、十四代。
先日、東北旅行でも回った山形に(勝手に)敬意を表して。
因みに、『そばがき』なるものを人生で初めて口にしました。
すいとんみたいなルックスで、面白い食感で美味しかったです。
ただ、このそばがきさん、めっちゃお腹に溜まります。
三茶は何気にお蕎麦屋さんの激戦地区だけど、この東風さんはかなりトップ・マーク入りました。
駅からちょっと離れてるからか、ゆっくり落ち着いてお蕎麦が食べれて、なんならチビチビお酒を飲みながら一品料理を摘めるお店でした。
ごちそうさまでした。
東風
世田谷区三軒茶屋1-21-9



