宇都宮には美術館が2つある。
宇都宮美術館と栃木県立美術館。
どっちとも行く時間がないんで、どっちか一つに絞らないといけません。
基本、美的センスがお世辞抜きでゼロなんで、美術館としてどちらが優れているかなかなか分かりません。
リサーチの結果、どっちが『モテ』そうか?と言えば、断然、宇都宮美術館がモテそうだったので、宇都宮美術館までバスの旅、約25分。
因みにPASMOとか非対応でニコニコ現金払いのみの410円。
夕方だったからか、バスで美術館に向かってるのはあたしだけ。
なんだろうなぁ、彼女とセックスする30分前の男が急いで描いたような作品が多めでした。
でも、このチケットにもなってる『マドレーヌ』、これはすごく明るくて分かりやすくてよかったです。
ルオーを何も知らない人が、この『マドレーヌ』のイメージ画をもとに『なんかキャッチーでポッピーな作品多そうで楽しそう!』って思って行くと、かなりの確率でチョリっすシステムが発動すると思います。
まぁね、開催する側からしたら、一人でも多くの人に足を運んでもらうのが第一義だからね。
これはこれで正解だと思います。
いやさ、米沢で『おまけ』的に見た、とある美術館の企画展がすーーんごいよかったんだけど、イメージ・ポスターからなんから、誤解を恐れずにいうと、すごい微妙なワケ。
なんでこの作品をポスターに選んで、なんでこのセリフをコピーに選んじゃったのよ?って。
これはちょっと今度書くつもりだけど、ほんともったいない。
宇都宮美術館は、常設展の方が僕にはすごく分かりやすくてよかったです。
黒田清輝さんの作品見た方が『おーっ!』て素直に思えてしまいます。
美術館は、バカでかい公園の一部です。
ほんと広すぎ…
これにて宇都宮観光、終了です。
さっ、江戸に帰るよ。









