食事して二軒目にいって本の話になった時に、バッグの中からおもむろに取り出して見せてもらったのが

 

孤狼の血


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しかも、ハードカバー。

 

かっこいいね。

 

特に本を読むことがいいことなのかそうでないかの議論は不毛だと思うし、読む人だろうが読まない人だろうが知ったこっちゃないが、個人的には読む人との方が話は合う確率が高いような気がしています、あくまでも当社比だけど。

 

因みにあくまでも当社比だけど、日経新聞を『持ち歩いている』人とはこれまでの人生だと性別に関わらず話が合う人は確率的には低いというデータがでています。

 

ポイントは日経新聞を『読んでいる』人ではなく、『持ち歩いている』人というところです。

 

日経新聞といえば、もはや10年、いやもっと前か?駅の構内でおもいっきし広告を出してるときがあって、その時のキャッチ・コピーが

 

『女は変わった。男はどうだ。』

 

っての。

 

あれを見た瞬間、ドン引きしたのを覚えています。

 

当時結構な広告量だと思うから、なんとなくあのキャッチ・コピーの広告を覚えている人もいるんじゃないかと思うけどね。

 

あれって、どうなの?

 

ある意味、『日経、攻めてるなぁー』と思ったよね。

 

あの広告って、文字の字面だけを見ると男性に向けた風の広告だけど、一周回って煽り系の女性向けの広告でさ、ちょっと女性を自虐的にというかネタ扱いしてて気持ち悪いな・・・と当時思ったのを覚えています。

 

さっき拾ってきたので貼っとくけど、これね。


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ってか、こんな広告を新聞社が打っていいのか?と。

 

この広告って逆説的に性差別なんじゃない?と。

 

言うても日本を代表する経済新聞紙がこんな広告戦略を張ってるのが、時代錯誤感甚だしくて印象に残っています。

 

今改めて見たら小さくサブ・コピーで『経済を変えていくのはきっと彼女たちだ。』ってあるから、なるほど、あのコピーはやっぱ女性向けだったんだな。

 

もちろん広告のキャッチ・コピーってのは、その時代時代の空気感を反映させてるタイプのものもあるだろうから、後世から振り返ったときに『ん?』ってなるのもあるだろうことは理解してるんだけど、あのコピーは広義では当時の女性の社会進出がテーマだろうからさ、なんかもうちょっと前向きというかポジティブなコピーが良かったんじゃないかのか・・・と広告素人の自分は思っちゃいました。

 

で・・・

 

孤狼の血か・・・

 

これ、ヤクザモノの小説らしいんだけど、映画化されて今年の5月に封切りなんですと。

 

広島の呉を舞台にした映画らしく、呉は年末・年始の旅行で立ち寄った街でもあるのでちょっと見てみたいなと思ってます。

 

さっきトレイラー見たけど、いいねぇ・・・俳優さん、めちゃ豪華だな。

 

見てみたいね。

 

ただ、なぜ予告の冒頭で北野武さんの『アウトレイジ』に触れちゃったのかは謎だけど・・・あれはなくても良かったかもだけど、これもまたある意味時代の空気感なんでしょうかね。

 

まぁ、俳優さんの『豪華さ』だけでいうと、アウトレイジに負けないくらいではあるけど。