土曜日は昼前に三茶で散髪を。
白髪染めしなくなってから散髪が早く済むようになっていいね。
で、明日からまた出張だから色々準備しに会社に行こうと急行に乗ったらさ、僕の体が運ばれたのは渋谷とは逆方向の二子玉川でした。
ホームを降りたら多摩川が見えてね。
引き寄せられるような静かな風景だったんだ。
多摩川かぁ・・・って、ちょっと改札出たくなった。
なったけど、明日から出張じゃなかったらフラりと改札出れるのになぁ・・・と思いながら、反対方向行きのホームに向かってるときにさ、『海を見る自由』ってのを思い出したよ。
昔さ、どこかの高校の校長先生が卒業生に『海を見る自由』っていう式辞を送ってて、大学生になるってことは、海を見る自由を手にいれることだ。みたいな内容だったと思うんだけど、印象的な式辞だったから覚えてたんだ。
当時結構話題になったから、なんとなく覚えてる人もいるんじゃないかな?
高校生の時は、無断で学校を休むことなんてできないし、社会に出て働きだしても同じく無断で休むことはできない。
電車に乗ってるときに、フと海を見たくなったら見に行けばいいじゃないか、それが大学生になるってことだ。みたいな内容だったと覚えてたんだけど、ちょっと詳細まで覚えてなかったから改めて見てみたいなと思って『式辞・海を見る自由』で検索したら、ありました。
震災で卒業式が中止になった高校で式典の式辞の代わりに高校のHPに掲載されたメッセージ卒業生に送るメッセージでした。
ちょっと長いけど、貼っときます。
https://niiza.rikkyo.ac.jp/news/2011/03/8549/
乗り間違えたことで、久しぶりに見たホームからの多摩川。
行ってようかな・・・と思ったけど会社に行かなきゃだ・・・って思ってしまった自分が、なんだかねぇ。
社会人としては合格なのかもだけど、なんだか不合格通知をもらったような二子玉川から渋谷までの10数分でした。
