先日、もはや今週か。

 

こんな出来事がありました。

 

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通勤時間での出来事だったので、間接的にも電車の遅延など影響があった人もいるんじゃないでしょうか。

 

とある女性が『コーヒーがない!』と車内で叫ぶ at 西荻窪駅。

 

先日西荻窪を訪れてなかったら、『さすがマッド・シティー西荻窪だなぁ、うんうん』と済ませてしまっていたかもしれません。

 

そんな西荻窪に先日足を運んだ際、とても素敵な本屋さんにお邪魔しました。

 

旅の本屋・のまどさん


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ここは普通の本屋さんの旅行コーナーに並んでいるガイドブックを集めただけのような本屋さんではなく、旅にまつわるいろーんな本が集められていて正味一時間くらい過ごしちゃいました。

 

新刊・古本をまぜこぜで陳列という斬新なプレゼンテーション。

 

因みに、先日も書いた通り、恐ろしいくらい発展してる吉祥寺のメトロ・シティー化による賃料の大幅なアップからか、いろんなジャンルのお店が吉祥寺からお隣の西荻窪に移ってきているみたいで、のまどさんもそんな移転組の一つみたいです。

 

僕も昔はガイドブックには出張の際など相当お世話になりました。

 

出張で訪れる街のガイドブックは会社の棚にフルラインナップで揃えていました。

 

僕は個人的にはマップルさんが一番好きでね、ガイドブックの本体自体はどこでもいいんだけど、付録の地図がマップルさんのが一番わかりやすかったね。

 

付録の地図を出張前に毎回カラーコピーしてさ、行くとこをペンで書き込んで・・・

 

特に当時のボスは出張の時に街中で地図を開くのを良しとしない方だったので、それはそれは死に物狂いで出張前には地図を頭に叩き込んでから出張に臨んでいました。

 

イタリアとかフランスとか何回か行ってるとこはいいんだけど、初めて行く街、例えばデンマークのコペンハーゲンとかは相当シビれたよね。

 

初めて行く街なのに、道を間違えないでローカルのように歩かなきゃいけないんだからさ・・・当時は相当鍛えられました。

 

個人的に地図を見るのが大好きだから、すごく楽しくもあったけど。

 

当時はさ、地図を覚える時、まず最初に地下鉄のマップを覚えてました。

 

ウーバーなんてない時代。

 

基本は地下鉄移動だったから、地下鉄に乗る時は常に電車の進行方向を意識しながら乗って、下車したあと電車の進行方向がどっちだったかを基準に頭の中の地下鉄のマップと照らし合わせながら、地上の出入り口まできた時に、今度は頭の中の地図と照らし合わせて、自分が地図上のどちらの方角を向いてるかを把握するという、もはや本当に涙ぐましい努力でした。

 

そういう時代もスマホが出現して、グーグルマップ先生があれば事前に行き先を入れとくだけでよくなって、いつでもどこにいるかだけでなく、自分が向いてる方向まで分かるというね、すごい時代だ。

 

今では紙の地図を使っていた頃が懐かしいことのように思われます。

 

そんなのまどさん。

 

僕は小説を2冊買わせてもらいました。

 

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どちらも中国関係の小説ね。

 

右の『中国てなもんや商社』はパラパラとめくって、なんとなく以前に読んだこともあるような気がしなくもなかったんだけど、すごい綺麗なのにまさかの古本で200円だったのでエイっと購入。

 

旅行ね、いいよね、好きだな。

 

若い頃は何カ国に行ったとか意識してた時期もあって、香港にいる頃はそれこそ羽田から伊丹に飛ぶような感覚と値段で『外国』に行けちゃうから、ちょっとした週末にフィリピンだ、マレーシアだベトナムだと東南アジアに行ってたけどさ、中国と出会ってからはもう中国オンリーだね。

 

中国3000年の歴史というプラットフォーム上でIT化が急速に進むハード面と中国人という国民性のソフト面が織りなすアンバランスな風景は、どの国にもないもののように思えます。

 

今年のGWは中国に旅行に行きたいな。

 

因みに、のまどさん、お会計でクレジットカードが使えるのは、3000円以上からとのこと。

 

また、行きたいと思える本屋さんでした。

 

 

旅の本屋・のまど

杉並区西荻北3-12-10