先日買ってお風呂本として読んでた『帝国ホテルの不思議』、秒殺で読了です。

 

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面白いというよりただただ感嘆。

 

そもそも、この本を出版にあたる経緯があとがきにあるのだけれど、とても興味深いです。

 

たまたま銀座のバーで飲んでいた作者が隣で飲んでいた人と縁をもち、当時帝国ホテルの宿泊部長さんだったその方が、後日帝国ホテルの代表取締役社長に就任され・・・

 

人の縁はつくづく不思議だ。

 

本書は、帝国ホテルで働く様々な人のインタビュー形式を取ってあるんだけど、ドアマン、ベルマン、フロンのスタッフはもちろんのこと、ホテル内のシュー・シャイン(靴磨き)の方、式場の神主さん、ランドリーのスタッフの方、パンを焼くベーカリースタッフ etc

 

どれだけインタビューしたのですか?というくらい、帝国ホテル内で働くありとあらゆるスタッフの方にスポットを当てて、ものすごく興味深い作品です。

 

帝国ホテル、ほんとにプロの方の集まりというのを再認識しました。

 

そこまでする?と、サービスの度合いが度を超してる。

 

これまで泊まったことないね、帝国ホテル。

 

僕はホテルに泊まるのがとても好きで、20代の頃はよく都内や横浜のちょっと良さげなシティー・ホテルに奮発して無駄に泊まっていました。

 

ホテルというか、家じゃないところに泊まるのが好きなんだろうな、それが即ちホテルになるんだろうけど。

 

三茶に住んでる頃、三茶のホテルに泊まったこともあったね、いい思い出です。

 

そんな中、帝国ホテルとホテル・オオクラは、ある種の特別な存在というかあえて泊まったことがないんです。

 

あえてというか、正直自分なんかは分相応ではないと思っていたし、今でもその気持ちに近いものはあります。

 

僕の中でこの二つのホテルに近い存在が、マッカーサーやチャップリン、多くの皇族の方が泊まられたことで有名な横浜は中華街のホテル・ニューグランドで、ここに泊まったときは流石にちょっとシビれました。

 

先日、新婚の友人夫婦と食事をした際、以前渡していたお祝いのお礼として内祝いを頂きました。


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まさか内祝いをもらうとは思っていなかったんで、かなりびっくり&素直に嬉しいです。

 

日本全国の素敵なレストランのカタログ・ギフトで、僕に誰か素敵な人が見つかったら使ってください・・・と。

 

ありがたいです。

 

僕はこのカタログを自宅のダイニングのテーブルの上に置いてて、暇なときにふんふんふんと何気なしに眺めているんだけど、見つけました。

 

帝国ホテル内のフレンチ・レストラン、レ・セゾン。


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ここだ。

 

『帝国ホテルの不思議』にもあった、レ・セゾン。

 

ただし、このカタログ、一つ問題があって・・・

 

有効期限が5月3日までなんだって・・・

 

あと、2ヶ月半。

 

無理とは言わないけど、限りなく無理じゃない?、2ヶ月半。

 

そんときはそうだなぁ、ナカノ、お前と二人で行こう、帝国ホテル。