スマホからだと上手くアップできなかったので。

『苦い銭』の予告編





僕が個人的に中国に魅入られてるとういうのもあるけど、この予告編で中国の縫製工場で働く人のパートもあるみたいなので、洋服業界で働いている身としては是非見てみたいなと思いました。

中国で服が作られ、日本に運ばれてきて、僕たちのような洋服屋に並び、お客さんに買ってもらい、そこから僕たちがお給料をもらうという川の一番上流、川上の部分です。

洋服だけでなく、僕らの生活はまだまだ中国という『工場』で作られたもので溢れています。

僕は香港にいるころ、広州を中心にいろいろな工場を見させてもらいました。

その中で一箇所だけ、従業員がほとんど子供という工場を見たときの衝撃は忘れられません。

因みに、あまりこういうことをいちいち書きたくはないけど、誤解を生むとアレなので一応書いておくと、子供たちが働いていた工場には当社としては発注はしていません。

このワン・ビン監督が本作品を世界の消費者に向けた啓蒙的な意味で製作したのがどうかは分からないけど、とりあえずは深くは考えず、中国のリアルな製造業で働く人々を撮った作品として純粋にドキュメンタリーとして見てみたいと思います。

今週、仕事帰りに見に行こうと思います。