サタデー・モーニング。

 

早朝5時前に起きてリビングに降りたら同居人のHくんがいたので、ちょっとおしゃべり。

 

もうちょっと寝ようとベッドに入ったら、次の瞬間は世間では夜の22時と呼ばれる時間になってました。

 

完全に時差ボケ・・・。

 

ヤバいヤバいとベッドから転がりでて、顔だけ洗って近所のブックオフさんへ。

 

本読むの、好きです。

 

読むのと同じくらい、本を買うのが好きです。

 

本を買うというより、買う本を選ぶ時間が好きです。

 

昔さ、ピザは好きじゃないけど、ピザを注文するのが好きな女性がいました。

 

普通だったら『は?なに言ってんの?』だけど、彼女はその不条理さを補って余りある美を備えていたから、僕はよくピザを一人で食べていました。

 

要するに、そういう感じだ、うん。

 

ブックオフで本を買うことには印税の観点など賛否両論あるけれど、いつの日かお金持ちになるまでは、もうしばらくブックオフさんや古本屋さんの存在をありがたく享受したい。

 

僕はブックオフで本を買う時は、新品の本屋さんでは普段手に取らないような本を買うことにしています。

 

あとはどうでもいいマイ・ルールなんだけど、必ず100円のコーナーから選ぶということ。

 

結構入念にローリング戦法でタイトルを見ていくから、ブックオフ全体から選んでたらキリがないんで。

 

で、今回買ったのは、これ。


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いとうせいこうさんの『想像ラジオ』は以前読んだ気もする・・・少なくとも買ったことはあるんだけど、今回改めて裏表紙を読んでみて、また買ってしまった。


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こういう想像の中で聞こえるラジオDJみたいなの、いいね。

 

『ではここで音楽を。

コリーヌ・ベイリー・レイで『あの日の海を。』

想像して下さい。』

 

って・・・。

 

めっちゃ楽なDJでいいよね、もはやリスナー任せ。

 

あとは、村上龍さんの『限りなく透明に近いブルー』。

 

これは人生でもはや数回買っています

 

この『限りなく透明〜』ってタイトルは、マイ・好きな本のタイトル・ベスト3に必ず入るほど好きです。

 

以前、沖縄の波照間島に行った時、水色な海をみて『限りなく透明に近いブルーって、こんな色なのかな・・・』と思ったことを思い出しました。

 

ただ、この限りなく〜。

 

一回も読了したことがないんです。

 

何回も買って、何回もチャレンジしてるんだけど、最後まで読めてません。

 

もしかしたら、すごい若い頃に一度は読み切ってるかもだけど、少なくとも大人になってからは一度も読了できた記憶はないです。

 

若者の麻薬やセックス、青春の話なんだけど、なんというか、読んでてツラくなるような感じがして、毎回中途で読み止めてしまいます。

 

似た感じだと、映画の『トレイン・スポッティング』みたいな感じ。

 

19歳の時に初めてみて、あのファッションから音楽から全てカッコよく思えて何回観ても楽しめたのに、大人になってみたらドラッグまみれのダメな人間の話に思えて楽しめないような、あの感じ。

 

本文たったの150ページのこんなに薄い本なのにな。


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村上さんのデビュー作であり、名作であるのは揺るぎない事実なので、この本をうまく楽しめてないというのは、この本を読むにあたっての自分のアプローチの仕方が悪いのか・・・。

 

とりあえずこれからお風呂で本でも読もうと思います。

 

今回は、これにしました。

 

村松友視さんの『帝国ホテルの不思議』


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帝国ホテル、泊まったことはないけれど憧れのホテルです。

 

英名は、インペリアル・ホテル。

 

しびれるね。

 

世界には多くのインペリアル・ホテルという名のホテルがあるけれど、この東京の帝国ホテルこそが、THE Imperial Hotelだと思います。