『鹿の王』
9月に大阪にいった際、帰りの伊丹空港で機内読書用にとりあえず1巻のみ買ってみていました。
読前は『野生の鹿の中のリーダー的な鹿の話かなぁ・・・』なんて思ってたら、プロローグからしてなんか植物のコケみたいな話が出てきて、しかもなんか小難しそうで読むのやめちゃってました。
で、時は流れ・・・。
最近寒くなってきたんで、乙女の私は夜寝る前・朝出社する前に汐留のタワーマンションに住む独身・キャリアウーマンばりにバス・タイムを楽しむようになったんだけど、お風呂に浸かってる時、何していいのかわかりません・・・。
ってか、みんなお風呂浸かってるとき、何してるの?
瞑想とか?
私は専ら読書です。
ってか、本読むくらいしか思いつきません・・・。
なんで、このバス・タイムに鹿の王のプロローグをグッと我慢して読み進めたら・・・
めちゃ面白い・・・
このくらいの所謂小説だと、自分は2回のバスタイムで一気に一冊は読んじゃうんで、すぐに街中の本屋さんで最終巻の4巻まで揃えて一気読みしちゃいました。
言うと、基本この『鹿の王』はファンタジーです。
人によってはファンタジーは・・・って、人もいるかもだけど、もし抵抗がない人にはオススメですね。
因みにこの作品2015年度の本屋大賞受賞作なんだけど、それとともに当年の日本医療小説大賞も受賞している作品です。
僕は医療に詳しくないけど、免疫学とかそういうジャンルになるのかな?
ただ、正直この日本医療小説大賞は若干乗っかり気味だと思うけど・・・
本屋大賞、まぁ、賛否があるけど、こんな本屋が街から消えていってるご時世、啓蒙としては全然いいんじゃないかね。