ホテルの目の前が細い路地になってて、ローカルのストリートスタイルの料理屋さんがめちゃくちゃヒット・チューン展開中。
手前のオヤジはもやは裸族だ。
中国で美味い店を探すのは簡単で、2つの法則だけだ。
法則その1は、裸のオヤジがいる店は美味いの法則。
因みに法則その2は、パワー系労働者のいる店は美味いの法則だ。
その2に関しては、美味い、安い、早いも兼ねている。(ただし、店内は大概汚い…)
パワー系労働者が上半身裸でいたら、それは中国においてその店はミシュランよりザガットサーベイよりも権威ある証。
とりあえず店に突っ込んで、店員の婆さんに『有?没有?麻婆豆腐(麻婆豆腐ある?ない?)』と聞いたら、婆さんが渋い声で一言
『有(ヨウ)』
と言ってメニューを出して来た。
人民がこの『有(ヨウ)』と一言だけ言うのは、ラッパーみたいでヤバい。
麻婆豆腐14元、もはやノー・ダウト。
で、麻婆豆腐と白ごはんを発注。
YO YO、麻婆豆腐より白ごはんがしゃしゃってないか、これYO?
俺は成長期をとっくに過ぎたおっさんだから、こんなに食べなくてもいいんだけどYO。
ただ、味はバカうま。
山椒が効いてて流石本場。
ただ、麻婆豆腐の短所は、食べた後の一発目の大便の際に、お尻の菊が爆発することだ。
あれ、なんでなん?
毎回、出たあとお尻がヒリヒリすんだけど?
麻婆豆腐は、中国語でも発音が『まーぼうどうふ』でオーダーするのが簡単だからついオーダーしてしまう。
『中国語でも』とゆうか、人民からしたら『日本語でも』の方が正しい解釈だな…うん、今書いてて思った。


