もはや時系列で書いていったらあれなんで、単発づづで書いていくことにしました。

 

まずは、達磨大師が広州に来た時に創設したと言われる華林寺に行ってきました。

 

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因みに、この達磨大師、僕は中国人だと思ってたんだけど、インドの王朝の王子様なんですと。

 

この達磨さんがもともとは少林寺を開いてそこで修行をなさったんだけど、因みによ、この少林寺、僕も日本に帰る前に行きたいと思って調べてたんだけど、ここは確かに少林拳の発祥の地なんだけど、日本の少林寺拳法は全く別物なんだって。

 

少林寺拳法は、日本人の方が初めたもので、少林拳とは全くなんの関係もないと・・・なんだかちょっと意外というかなんというか・・・。

 

で、この達磨さん。

 

この少林寺で壁に向かって座禅を必殺9年続ける修行をしたらしいです。

 

9年って、やばくない?

 

純粋に・・・。

 

いやぁ、自分も待ち人としては結構いける口だと思ってたけど、壁に向かって座禅9年はちょっと自信ないです・・・。

 

9時間でさえ自信ないっす。

 

9年後・・・座禅を9年もすりゃ足も手も腐ってしまったらしく、それが日本でも有名なダルマさんね、人形みたいなやつ。

 

あれ、手も足もないのは、そっからきてるらしいです。

 

昔の人はやることなすことワイルドすぎる。

 

そんな華林寺に行ってきました。

 

敷地にはいったら右手にいきなり達磨さん。

 

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おぉーーっ。

 

確かになんか普通の仏様と違う・・・ヒゲがもじゃもじゃだし・・・。

 

で、本堂があって、

 

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本堂の対面には五百羅漢堂ってのがありました。

 

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正面は・・・なんかこれは七福神の布袋様みたいな神様だな。

 

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で、中には・・・黄金の仏様がずらーーーーーっと。

 

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仏様、いすぎて全部にお参りできないから、この布袋様みたいなのと奥にあったでっかい仏様にお祈りして五百羅漢堂終わり。

 

帰るかぁ〜と思ったら、なんか本堂の脇道が奥に続いてたのが見えました。

 

まぁ、いっか・・・と最初お寺の外に出たんだけど、僕の中のリトル・カブトムシがね、ささやきました。

 

『おまえ、なんであの脇道に気づいたくせに面倒くさがって帰ろうとしてんだよ?』

 

と。

 

『おまえは彼女もいないし、家族もいなし、お金もないし・・・あるのは時間だけだろ?時間しかない人間のくせに、なに面倒くさがってんだよ・・・』

 

と。

 

で、結局、お寺に戻って本堂の横の脇道を進んでいったら、本堂の裏に回れて、なんとこっちが正面でして、そこには馬鹿でかい達磨さんがいらっしゃいました。

 

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これは結構気づかないで帰っちゃう人、結構いるんじゃないの?

 

しかも、その本堂の横では、なんか瓦が積み上げられていて、横には看板が立てかけられていて・・・

 

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ふむふむ・・・

 

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さっするとこによると、100元払えばこの瓦に願い事を書けて、どうなんだろ?いつか修理の時とかにはこの瓦が使われるのかな?

 

ちょっと中国語よくわからないから、あれだけど・・・とりあえず100元払えば願い事が書けそうです。

 

100元って、これまたかなりの強気の値段設定だけど、こういうのは縁ですから。

 

ここに戻ってきたのも何かもの縁。

 

もちろん願い事を書かせてもらいました。

 

で、とりあえずそこにいた人民BAさんにお金を渡して、周りにすでに置いてあった瓦をみたら

 

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瓦の左右にマジックで書けるみたいだったから、ここは一発『人生なんてシャララ』と書こうと思ったんです。

 

瓦の右側に人生なんて、左側にシャララ、と。

 

でさ、人生、まで書いて、フとマジックを止めました。

 

ここはふざける場所ではないんじゃないか?と・・・。

 

こんな達磨大師が創設した由緒ある寺の屋根に『人生なんてシャララ』と書かれた瓦が使われていいのか?と。

 

俺がしてることは、修学旅行のくそガキが海外にいって世界遺産にマ◯コと落書きして喜んでるのと同じレベルなんじゃないか?と。

 

もちろん、僕は僕で本気で人生なんてシャララと生きていければいいなぁと思ってはいるんだけれど、その願いを届ける相手は、手足が腐るまで壁に向かって9年も座禅を続けた達磨大師さんだからね・・・

 

そんなハードコアな方が、シャララ〜っていう、なんというか、『ふわっと感』というか『ヌケ感』を理解してくださらないような気もして・・・ってか、バチが当たりそう。

 

で、『人生』まで書いて、軌道修正・・・。

 

どうしよう・・・と悩んだ結果、

 

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『人生幸福』

 

・・・・。

 

我ながら、『人生幸福って・・・なんだ?』と思ったよ。

 

ここは強気でいくべきだったかもしれないけれど、流石に達磨大師にタイマンで『人生なんてシャララ』の意味を説明して、理解してもらえる自信がなかったです。

 

でもね、いい記念になりました。

 

リトル・カブトムシの声を聞いてよかったよかった。

 

いつか、もはや結婚するのかも不明だし、子供が持てるのかも不明だけど、万が一いつか息子・娘ができて、億万が一その子供たちが華林寺に行くことになったときには、『お父さんが書いた『人生幸福』って瓦があそこの屋根には(多分)使われてるんだぞ!』って教えてやろう。