Nさんと二人でいつものスポーツ・バーへ。

 

Nさんとは年も近いし、お互いパーティー・チューン系じゃない性格なので、一緒にいて落ち着きます。

 

Nさんは大学時代大連に留学してて中国語がペラペラで、中国の歴史とかも好きな人なんで話してて楽しいね。

 

で、バーのねーちゃんに一応報告しとこうと

 

『来月もう日本帰っちゃうから、それまでちょくちょく来るね』

 

って言ったら

 

『アイ・ヤー』

 

って。

 

リアル・アイヤーを聞くのは人生でもまだ2度目くらいなんで、聞けてよかった。

 

そもそもアイヤーは中国語だろうから広東語を話す香港人はわざとじゃない限り、普通は言わないのかな?

 

今年は2017年、あと30年後の2047年には名実ともに香港は中国になるんで、どうなってくんだろうね?みたいなことをNさんと食事しながらお話。

 

香港人が香港人であるアイデンティティーは、一にも二にもまず広東語だろうね。

 

これがとりあえず指定母国語としては中国語(普通話・北京語)に変えられるんだろうな。

 

行政のフォーマットとかそういう公的書類も繁体字から簡体字に変えられていって。

 

昔の植民地化もそうだけど、まず言葉を奪って、その結果文化・風習を変えていくってのは強烈だよね。

 

因みに、昔サンディエゴでゲーリーとそのお姉ちゃん二人と一緒に住んでた時、二人いたお姉ちゃんは二人とも中国人が彼氏で、よく彼氏含めてみんなで食事とかしてたんだけど、彼氏たちは中国人同士なのに英語で話してるんで、僕もゲーリーもそれをよくおちょくってました。

 

もうね、今ならほんとよくわかる。

 

あれは彼氏さんのどっちかが中国語(北京語)の話者で、もう片方は広東語の話者だったんだろうな。

 

日本語で言うと『方言』で括っちゃってるけど、言語として全然別の言語レベルだからね、この二つの言葉は。

 

沖縄弁とか東北弁とかって、どちらも一応日本語ベースの上に成り立つ方言だけど、中国語と広東語の関係性は、日本語と韓国語みたいな関係性に近いよね。

 

広東語も中国語も話せない僕が、話を聞いたら一発でわかるくらい全然違うんだもん。

 

ちょっと、寝ます・・・。

 

すぐ話がずれてしまう・・・。

 

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