土楼に着いてからね。
バス降りてみんながぞろぞろ歩いてくんでテクテクついていくあたし。
でガイドのねーちゃんが全員分の土楼の入場券をゲットして、一人づつ券を渡してくれました。
で、ここでツアー客は3組のグループに分けられて、それぞれのガイドさんに着いてくみたい。
分けられて、って書いたけど、みんなはなんかそれぞれ実際分けられてたみたいだけど、あたしはよく分かんないからとりあえず最後のC組に結果入ったとゆうか…
因みに券をもらう時に、ガイドのねーちゃんが紙に『2:20』と書いてきました。
なるほど、14:20にバスに戻ってこい、ってことね。
で、歩き出したら同じグループの若い子が
『Where are you from?』
と、まさかの英語で話しかけられました。
名前はJさんとゆう廈門大学に通う女子大生でした。
日本人で香港に住んでることを伝えたら、
『香港は広東語だからあなた普通話は分からないでしょ?ガイドさんは普通話でしか解説しないから分からないね!』
と笑いながら色々お話をしました。
もはや広東語で解説されても一切分かんないだけどね…
いやー、それにしてもJさん、まぢ天使に思えたね。
なんならもっと早く話しかけて欲しかったよ〜!って言ったら、後ろをチラりと振り返り『今日はお母さんと二人で来てるから…』と。
なるほど…確かに後ろの方から妙齢の女性が僕ら二人を見ています。
そりゃ変なおっさんのジャパン人と娘がずっと話してたら、確かにお母さんも心配するよな…
それにしても、まさかこの土楼ツアーで中国のJDと異文化交流が出来るとは思わなかった。
因みに、中国の大学生は本当によく英語を話すね。
中国を旅行するときは各地の大学に勝手に潜入してる私だけど、学生の皆さん、ホント英語を話せて感心します。
でさ、中国人で英語を話す人に
『英語が上手ですね!』
ってゆうと、ほぼ100%みんなが言うのが
『だって大学で習ってるから』
とか
『だって大学に行ったから』
って。
僕は日本の大学生もしくは卒業生が実際どのくらい英語を話せるのか分からないんだけど(もしかしたら実際は話せるんだけど、ただ英語を話すのが恥ずかしくて話さない可能性もあるからね)、ただ、中国人と同じように日本人が自信持って『私は大学に行ったから英語を話せる』とは、なかなか答えられないよな。
これはですねぇ、ホントにホント、感心するしかない。
中国も豊かになってきてるとはいえ、それでもまだ日本みたいな大学進学率じゃないから、少なくとも大学は『勉強する場所』って意識は僕ら日本人より全然強く感じます。
誤解を恐れずに言うと、『私は大学に行った』という、まさしくいい意味での選民意識みたいなのは絶対あるだろうね。


