ちょっとなかよしグランプリで頂いた『なかよし』を処理できずにいてすみません。
少しずつ解釈を続けていきます。
それでは
タイトル : なかよし
これはまた悪そうななかよしですねぇ。
『反逆のなかよし』カテゴリーに分類される珍しいタイプの珍種です。
自分で書いてて思ったけど、悪そうななかよし、っていいなぁ・・・
Mr. Children的なね。
ミスターなの?チルドレンなの?
って人を混乱に陥れるメダパニ効果があります。
右側の方がWさんで、私の同僚さんです。
私が海外に出張に行くときに、私がわたしと『わたし以外の人』と行くときのその『わたし以外の人』が実はこのWさんなんです。
いつもお世話になっております。
先日、この作品が送られてきたときに添えられていたメッセージで
『先日、この外人さんと知り合ったんですけど、外人さん、カブトムシさんのこと知ってましたよー』
と。
あららら。
確かに作品をみた瞬間、手元に目がいって気づかなかったけど、右の人、僕らの業界でいう『ギミギミ・シェイクの人』は、フランス人のステファン・ブルドッグことSさんでした。
因みに『ギミギミ・シェイク』は1997年発売のMAXの6枚目のシングル『Give Me a Shake』に由来します。
僕とKくんでかなり昔からうざいくらい使ってるけど、なかなか周りに浸透しないね・・・
右→みぎ→ぎみ→ギミギミ→ギミギミ・シェイク
と進化していったのですが、まぁ、基本的には誰にも伝わりません。
とりあえず、この作品は私の個人的な知り合い同士が出会い、そこで『なかよし』になったという非常に感慨深い作品であり、個人的には嬉しい作品でもあります。
しかも、この二人・・・昨年、2016年に結婚しているのです。
パチパチパチ!
因みに、『この二人』が結婚してるんじゃなくて、この二人がそれぞれの妻となる女性と結婚しているという意味です。
日本ではまだ同性婚が法律上は認められていませんので。
それでは、作品を見ていきたいと思います。
まず偶然なのか必然なのか、二人とも手の甲を相手に見せて中指だけを立てるという同じポーズを取っています。
これは、イギリスにおいて5世紀から12世紀にかけては『こんにちは』の意味で使われたポーズです。
その後、このポーズは『鳥を素早く投げる』という意味で使われていたそうです。
ただし、この二人がこのような意味があることを知っていたかどうかは、甚だ疑問であります。
そこでこの二人がどういうつもりをこのポーズに込めたのか、真剣にリサーチしたところ・・・
なるほど・・・二人とも粋なことをするじゃないか、と。
この手の甲を相手に見せて中指だけを立てるのは、日本の手話において『兄』を意味します。
要するに、この二人はお互い尊敬を込めて『兄』と呼びあっている・・・即ち『兄弟』の契りをこの日結んだことが伺えます。
もはやこの二人は人種を超えたブラザー。
要するに『仲の良い兄弟』。
素晴らしい兄弟愛を表現した『なかよし』な作品です。
次の金曜日にWさんとはパリでまた会うので、その時に答え合わせをしたいと思います。
結構、自信、あります。