今日は鐘山風景区に凸撃。
ここは、こんな↓山みたいなとこにいっぱい見所あります的な場所。
で、僕がチケットだしたら、
『てめぇ、これは乗車券じゃねーだろうがバカたれがぁー!!!無賃乗車しようとしやがってぇーーー!』
とおそらく言ってるであろうくらい、まぢでまぢぎれ・・・。
人間、平常モードからいきなりあれほどリミッター・カット全開でぶちきれられるもんなんだ、と勉強になりました。
そしたら、後ろに座ってた人民カップルの彼女さんが英語で
『あなた、10元持ってる?乗車賃は10元だから私にちょうだい、私がすぐ乗車チケット買ってきてあげるから!』
って。
まぢ天使なんですけど。
10元渡したら、じじぃになんか話してタタターってチケット窓口行って、スーパー割り込みでいきなり窓口に入り込んで、チケット買ってきてくれました。
ほんとシェイシェイ。
俺にはあの斬新な割り込みはできなかったよ・・・
彼氏さん、こんな天使みたいな彼女を大事にしてほしいです。
因みにこれ、右が乗車チケット、左が入場チケット。
おじさんはこの入場チケットに汽車ぽっぽ代も含まれてると思ってましたよ・・・
中国を旅行してると、ほんとによく人民に助けてもらいます。
もはや人民の助けなしでは旅行ができないくらい、よくしてくれる。
ありがたいことに、これまで旅行してて記憶に残るくらいな嫌な思いをしたことないかな。(まぁ、さっきじじぃに怒鳴られたけど・・・)
んで、とりあえず汽車は出発。
残念ながら最初の停車場でカップルさん達は降りられたのでお別れだったけど、彼女らが降りる際にまた、気持ち悪いだろうけど満面のおじさんスマイルで『シェイシェイ』って言ったら、笑いながら『不客气(ブクァチ)』って。
これね、中国を旅行するたびに毎回書くけど、この不客气って、日本語でいう『どういたしまして』って意味なんだけど、これ、『ありがとう!』をいうと、98%以上の確率で返ってきます。
これはね、本当に感動と言っていいくらい。
『恋』って言うから『愛』に来た。みたいな、完璧なコール&レスポンスです。
中国人のDNAに元から組み込まれてるレベルで、もはや機械的とさえ思えるくらい。
日本人って、『ありがとう!』はいうけど、言われた側は『どういたしまして!』はなんかちょっと照れくさいというか、なかなか『どういたしまして』は言わないよね。
かくゆう自分も『ありがとう!』って言われて『どういたしまして!』って、なかなか言わないね。
『いえいえ』とか、なんかあんましパッとしないしさ。
子供の頃からさ、なんかしてもらったら『ありがとう!って言わなきゃダメよ!』って教育、というかしつけ?られるじゃない、日本って。
ただ、その返し方って、いまいちフォーカスされてないよね。
なんか日本語にも、パッと言えて、老若男女が使ってもおかしくないような『どういたしまして』的な言葉が将来作られてくるといいな。
ほんとさ、ほんとよ、道ばたで道聞いた時とか、すげー機嫌悪そうなおっさんとかでもさ、機嫌悪いなりに『不客气』っていうんだから。
これは、ほんと中国のいい文化だなぁ。
ちょっと羨ましいです。
僕なんか若干言われるのが快感になって、レジでお釣りもらう時とかもかならず『シェイシェイ』言っちゃってるからね・・・。




