今回の旅の本は『孟嘗君』は一旦おやすみして、『上海ベイビー』にしました。


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これは中国人の方の作品なんだけど、あまりにも性描写が大胆過ぎて、中国では大ベストセラーのヒットチューンをかますも、政府当局により発禁処分を下されたとゆう問題作(の日本語訳バージョン)です。

まず注目すべきは、この表紙。


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原題の『上海宝貝』とあります。

知る人ぞ知る。

すなわち知らない人は知らない、のですが、一時期僕は『バオバオ』と呼んでいた中国の汕頭出身の女の子と恋をしていました。

いやね、ほんと可愛かったね。

現在諸事情で香港出禁を喰らってらっしゃいますが…

で、この原題『上海宝貝』の宝貝の読みこそが『バオバオ』で、その意味は、邦題に『上海ベイビー』とあるように『赤ちゃん・ベイビー』とゆう意味なんです。

そんな上海ベイビーを読みながら、僕の頭の中には汕頭ベイビー。

因みに中国はご存知の通り、基本的にネットでエロサイトは遮断されています。

そんなときに、『この本は発禁処分を受けるくらい性描写が大胆なのならエロ本として活用できるのでは…?』と思い、孟嘗君を一時中断して本書を旅の本に選びました。

どうでしょう、中国でヒットチューンの性描写は、僕の心に響くのでしょうか…

因みに僕は中学生の頃から、エロ本より官能小説派なので、そんじょそこらのエロ表現にはビクともピクともしないと自負しています。

たまにね、中国に入国するときイミグレを通ったあとに荷物チェックがあって、そんときに持ってた本をさらっとチェックされたことが二度ほどあります。

本書は当局から発禁処分を受けてるとのことなんで、万が一チェックされてもいいように、原題が載ってるカバーは外してくる用意周到さです。


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うーん。

今気付いたけど、著者名が漢字で載っちゃってるな…