マック食べたあと、そうだイヤホン買わなきゃ!ってことで、深圳の秋葉原こと華強北路というエリアまで地下鉄で移動。
僕は歩きながら音楽を聴きたい派で、音楽という爆弾を耳の中で爆発させるくらい爆音じゃないと歩きたくないです。
深圳からホンハム駅までの一時間弱の電車を考えると早く今使ってる予備用のKlipschからもっといいやつに変えたくて。
ここね、この歩行者天国の道の両側というか見える部分のビル全部に電気製品、もはやパーツからジャンクから何から何まで売ってます。
正直、自分にはゴミ以下のもはやゴミにしか見えないようなゴミがところ狭しと売ってあるエリアだね。
秋葉原も色々とすごいけど、ここはダンじゃなくすごい。
なにせ世界の電気メーカーの電子パーツを生産してる広州・深圳なんで、集まってる規模が段違い平行棒すぎる。
自作PCとかやっちゃう人にとったら、ほんと天国のような場所だと思います。
僕はただ単にイヤホンが欲しいだけのパンピーなんで、ちこちこ歩き回りましたよ、ほんと。
で、とうとうイヤホン・スピーカー関係のお店が集まるところを発見。
何がいいって、全部箱から出して視聴?うーん、なんていうんだろうね、この場合は。
試し聴き?
とりあえず、良さそうなイヤホンを根こそぎ試させてもらいました。
で、お財布とも相談しながら、これにしたのだ。
オーテックのCKS99。
安くしてもらって200元なんで、3000円ちょっとかな。
日本だと定価12000円なんで、こんなもんじゃないでしょうか。
もうね、爆発してるよね、音が。
試し聴きしたとき、音が音として鼓膜を通して聞こえるというよりも、音がデジタルデータのまま脳みそに伝わって、脳髄を揺らす感じがして最初吐きそうな眩暈がした。
あまりにも爆音で耳が『ちょっとたんま!』と言ってました。
要するにベリー・グッドだ。
製品としてはベース推しぽだけど、高音がいいね。
カナル式でこれまで使ってたどのイヤホンより、より耳の奥に突き刺さる感じが特にいいね。
しかも、ジャックはもちろんL字型。
なんかさ、今の時代に自分が自分として生きてるのに不満があるわけではないけれど、なんかこうやってデジタル化が一気に進みだした過渡期に生きてる現状からするとさ、あと200-300年あとの時代に若干は生きてみたい感は否めないよね。
今はこうやって音楽を聴くときイヤホンだったりスピーカーから出てくる『音』を聞いてるけど、近い将来デジタルデータをそのまま脳みそに突っ込んで楽しむ時代が絶対くると思うわけ。
ぶっちゃけそれを体験してみたかったよね。
多分、僕が生きてる間には、無理なんだろうなぁ。
技術的にはある程度いけるだろうけど、あとは世の中の倫理ベースがどこまで変わっていくかだろうね。

