最近ではファッションから何から猫も杓子も90sガンガンなんだけど、最近音楽で一番聞いてる曲ったら、もはやこれ。

Souls of Mischief の 93 Till Infinity





もはや説明いらずの名曲中の名曲チューン。

タイトルからトラックからラップまでもはやネクスト・レベル。

あまりに完成されてて、これ以上ってないんじゃない?って思っちゃう。

これさ、今聞いても俄然シャバイじゃない?

ただ、何がシャバいって、これ1993年だからね。

Windows 95がアウトする前ですよ、これ。

インタラネットが世の中に出回る前の曲ですよ、これ。

坂を登ることいまから23年前にこの曲作られてるってのを考えると、このセンスはほんとすごい。

僕がしゃしゃってヒップホップのことを書くとマイメンはじめ諸先輩がたにオコされそうだけど、僕は最近のピコピコEDMみたいなヒッピホップより、やっぱここらへんの90年代から2000年前後までのヒップホップが好きです。

このPVとかもさ、めっちゃかっこいい。

ぶっちゃけお金ぜんぜん掛かってないと思うのね。

ロケ地とかもはや『自然かよっ!?』って感じだし。

もはやコロンビアとかアウトドアブランドのCMでもおかしくないくらいな自然。

ただ、カラーとブラック&ホワイトの切り替えとか1:58秒のSome New Kicksの一瞬のブーツのキック画像のはめ込みとか、もはや至高。

ファッション、ってよりここらへんあたりのPVみると『スタイル』があってすごいかっこいい。

サビなんかさ、各MCの

This is How We Chill from 93 Till

の繰り返しなんだけど、やばいやばい。

『俺らは93年からずっとこうやってチルってる』

って。

実際2016年の今聴いてさ、やっぱかっこいいなぁって思わされて

『え?あんた、これ聴いてカッコイイって思うワケ?あんたがいつの時代にこの曲聴いてるのか知んないけど、俺ら93年からこのスタイルでやってんだけど』

みたいな無言のメッセージみたいなのを感じます。

やっぱこの90年代って、音楽・ファッションとカルチャーが絶妙にミクスチャーしてるゴールデン・エイジだね。