先日ですよ、先日。

何人かでの食事会に参加してですね、皆様の話をフンフンと聞いていたんだけど、まぁ、合わない。

考え方がというか、もはや、もはやだ。

そこには結構な数の海外留学経験者がいたんだけど、まぁ、いうとほとんどアメリカなんだけどさ。

なんだろうね、ひとくくりにするのはいけないけど、あえて大袈裟にくくるとですよ、まぁ、僕があんま好きくない感じの海外留学者の人たちだったね。

僕の周りがそうだけなのか分からないけど、日本国内の大学を卒業した友人でそういう人ってあんまいないんだけど、これが海外の大学を卒業した人、もっと正確に言うと海外の大学を卒業した日本人に限定するとめっちゃいるんです。

で、僕が感じた『合わないなぁ』ってのが、まっ、みんながみんなじゃないんだけど、敢えていうとよ、海外の大学で勉強した学部というかそのことについて、めっちゃプライドが高い。

いうてもその食事会のときにいたメンバーの平均年齢って余裕で30歳超えてるから、みんな大学卒業してからもはや10年近く経ってるんだけど、もはや『おいおいおい・・・』って感じ。

もうさ、

『俺は・私は、学生時代心理学部だったから人の心理が分かる』

とか、そんなノリなの。

これがさ、冗談っていうかちょっとしたギャグだったらいいんだけど、みんなガチなんだから参っちゃうのよ。

『専攻はコミュニケーションだったから、人と仲良くなるの得意なんだよねぇ~』

とか、飲みの席の冗談だったら最高なんだけど、みんなまぢめに言っちゃってるから、ちゃんちゃら可笑しいを通り越してもはや唖然よ。

うそでしょ?そういうコミュニケーションの取り方でほんとに友達ができるの?って思っちゃう。

そういう人たちって平気で

『(学生時代の)専攻が~だったから、~が分かる/出来る』

って、言い切っちゃうからね。

それで卒業したあと、その学部に関係している業務に従事していたらまだしも、全く関係ない業種とかについてるんだからさ・・・。

昔取った杵柄とかいうけど、あまりにも昔過ぎやしませんか?

こういうのって、日本国内の大学を卒業した人が言ってるのって、あんま聞かなくない?

日本の大概の総合大学に経済学部的なのってあるけど、そこを卒業した人が卒業して10年以上経っても、

『俺・私、経済学部卒業だから経済のこと詳しいんだよねぇ』

なんて本気で自慢というか言い切る人って、いなくない?

これが海外の大学を卒業した人になると、本当に『うそでしょ?まぢで言ってんの?』ってくらい、めっちゃいるんだから・・・。

その理論でいくとさ、むかーしむかしから毎年大量に経済学部卒業の人なんているんだから、日本経済は不況しらずなはずなんだけど・・・。

確かに大学にもよるだろうけど、海外の大学って比較的日本の大学より勉強の密度は濃いだろうし、また、母国語でない言語での学習ってことで、ほとんどの留学生は一概には言えないけど基本的には日本の大学の学生よりは苦労もしただろうし、ほんとそのときは勉強してると思う。

そっからくるプライドだからなのかなんなのか分からないけど、ほんと前述したようなタイプの人って、多いような気がするね。

またさ、そういう意味で自信を持ってる人って、大学で学術的なことを勉強してるけど、そのあと社会で全く関係ない職種についてたら、その分野のことがある意味机上の理想論で終わってるから、なおさらタチが悪い。

例えばさ、そんときの場にはアメリカ留学時代の専攻がメディアでそのあと全然違う仕事をしてる人がいて、他に実際メディアの仕事をしてる人がいたんだけど、まぁ、二人の会話が面白いくらいに噛み合わない。

しかも、その留学時代メディア専攻だった人がなぜか説教ベースで実際メディアの仕事してる人に『こうこうこうだから、こうしなきゃなんだよ!』って。

もはや喜劇としてあたしは横で楽しませてもらったよ。

30過ぎた童貞のおっさんが『俺は大学時代エロ本・エロビデオを見まくったからセックスは上手い!』って言ってるようなもんでしょ?

ほんと勘弁してくれよと思っちゃうよ。

なんかさ、自分もそんな学歴的な自慢話系を聞かれたんで、僕は小学校に入学する前は、厚生省管轄の児童福祉施設である保育園ではなく、文部科学省管轄の教育施設である幼稚園に通ってたことをおもいっきし自慢してやったよね。


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