繰り返しですが、古今東西悠久の歴史の中でおGさんは山へ、おBAさんは川へ、ボスは江戸へと決まっているのです。

それに習い香港に来てたフランス人のJさんも今日から江戸へ行くはずだったのが、まさかの行けず…

しかも、笑っちゃいけないんだけど、行けなかった理由がこれまたかなりのハード・コア・スタイル。

ミラクルすぎる。

Jさん、香港空港に行ってですね、航空会社のカウンターに行って予約してた航空券を発券しようとしたら、カウンターの女性が入国管理局に電話してなにやらゴニョゴニョ。

で、電話が終わったら

『Jさん、申し訳ありませんが、航空券は発券できません。失礼ですが、Jさんはミスターですよね?』

で、Jさんはもちろん『そうです。』と。

するとカウンターの女性が

『何故だか分かりませんが、お手持ちのパスポートの性別がF(Female即ち女性)なっていまして…』


ヤバイね、ミラクルすぎる。

ここでJさんはかなりのハード・ネゴをかましました。

・このパスポートで5年以上世界を周って、今までなんの問題もなかった。

・このパスポートで香港に来るのも初めてではない。

・そもそも一昨日はこのパスポートで香港に入国できている

・てか、見たらわかるだろ?俺は男の中の漢だ!!!

などなど。

ただ、どうしても無理らしい…

で、結局今夜も香港にステイ。

明日は香港は祝日なんでフランス領事館も休館なのでどうしようもないから、明日、また違う航空会社のチケットを予約して、カツラを被って行くらしい…

笑っちゃいけないけど、笑っちゃったね。

てか、Jさん、香港の前に中国の西安によってるからさ、『良かったじゃん、せめて香港で(笑)中国で止められてたら、あの国だったら出て来れなかったかもよ?』と一応慰めてあげました。


てか、もはや色々ツッコミどころがありすぎなんだけど。

Jさんは自分なんか比じゃないくらい世界を飛び回ってるんだけど、フランスのイミグレを筆頭に各国のイミグレ、ザルすぎる…

あと、あなたもあなたで気付きなさいよ…

Jさん曰く、Fはフランス人のFだと思ってたらしい…ヤバイね、泣けてくる…

いやぁ、これ、香港の入国管理局のシステムに記録されてたら、まぢ当分香港から出れないね…

香港空港のANAで働いてる友人にヘルプを求めるも

『性別の間違いは、、、初めてのケースでどうしようも出来ない(笑)』

と言われる始末。

明日、何事もなく出国できることを祈ります。


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