麗江、最初の夜 aka 初夜。

空港着いた時の景色にもやられたけど、夜は夜でやられました。

標高も高いし、周りに高層ビルとかもないしさ、星空がバカ綺麗なわけ。

さっきタバコ吸いに部屋から出た瞬間に視界に飛び込んできた星空を見て、まぢ焦った。

子供の頃習う『キラキラ星』って歌があるじゃない?

その歌が一気に頭に浮かんで、『あぁ…あの歌っていい歌詞だなぁ…』って年甲斐もなく思ったよね。

いやさ、星がリアルに輝いてるんだわ。

まぢ、ちょっと焦ったもん、『あれ?輝いてない!?』って…

こんなチカチカ?キラキラ?星が輝いてるのを見るの、もう何年ぶり?ってレベル。

『キラキラ星』って歌は海外の歌だと思うんだけど、それが日本に伝わってきて誰かが訳したんだろうね。

その訳者さんが生きた時代は多分ガチでキラキラ星が光ってたんだろうね。

星は輝いてみえるもんなんだろう、ホントは。

って、ここまで書いてアレだけど、確か英語だと『Twinkle Twinkle…』か…

訳者さん『ただ直訳しただけなんですけど…』

まさかこのパティーソか…

僕の地元は今でこそパチ屋が出来たけど、僕が地元にいる頃はホント夜に光ってる建物とかなくて、星がよく見えたんです。

で、当時から既にかなり内向的な性格だったんで、星座早見表と空を睨め合うようなことが楽しくて、その熱意が通じたのか母親に小学三年の時に、ちゃんとした天体望遠鏡を買ってもらってからは、ホント星を見るの、ハマってたなぁ…

はぁ…

今回、最初はチベットのラサに行きたか ったんだよね。

ラサはシャングリラよりもうちょい高い3,600Mの街なんです。

別にチベット仏教に特別な思いがあるから行きたいとかいうわけじゃないんだけど、ラサに行った人が上げてる写真を見たら、ホントにソラが近いわけ。

近いからクモがデカいわけ。

なんかソラが近くに感じられるとこがいいなぁ…って。

昨日、思いっきり自分が思ってるコトを言われてちょっと焦った。

シャングリラに行く話になって、ソラが近いんだよって話になったわけ。

そしたら

『天国いけそう』

って言われて、ドキっとした。

なんで自分が誕生日にソラが近いとこに行きたいかって、ソラが近いと天国が近い気がするんだよね。

天国が近いってことはさ、なんだかちょっとだけ母親に近づける気がするんだよね。


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