先日、行こうと思っていた日本人スタイリストさんがいるという床屋に凸しようとしたら、定休日。

ただ、一度床屋に行こうと思ったら最後、留どなく溢れてくる髪を切りたい情熱に負け、足を踏み入れてしまいました香港ローカルの床屋。

香港ではどうやら美容師さんとかの資格がないみたいで、

『俺、美容師になるわ・・・』

と決めたら、その瞬間から美容師になれる国みたいです。

なんで、ある程度技術の安定している日本人の美容師さんはここ香港では大人気で、まぁ、大概の日本人は日本人の美容師さんに切ってもらっています。

ただ、僕は性善説と性悪説だと、性善説を信じたいタイプの人間なので、

『いくら評判が悪い香港の床屋でも、そんなそんなヒドイことはないだろ・・・』

と、近所のローカル床屋に突撃しました。

料金表をみると、流石ローカル。

日本人経営の床屋より半額以下でくっそ安い・・・。

で、香港人のアンちゃんに

『サイド、カット、OK?』

の駅前留学英語で注文して、切ってもらったら・・・。

結果、かなりたぎる髪型になってしまいました・・・。

相当、たぎってます。

やってモーター株式会社代表取締役兼会長レベルにこの髪型はやってもうてる・・・。

来月、幼馴染の結婚式なのに・・・。

時間を返して欲しい・・・。

もはや時間もお金もいらないから、髪の毛を返して欲しい・・・。

いやぁ、このアンちゃん、いきなりバリカンでガツガツいくなぁーって思ってたら、もう途中から

『あぁあぁあぁ・・・』

ですよ。

初めて乗った時は止まらなさにびっくりするという、乗ったら最後のなかなか途中下車出来ない東海道線ばりに、もはや全く後戻り出来ないとこまで僕の頭はやられました・・・。

因みに翌日、香港人のDさんとランチを一緒にしたら

『久しぶりー!黒くなったねー!痩せたねー!髪型・・・香港人みたいになったねー(笑)』

って。

だよなぁ・・・完全にこれ、香港スタイルだよなぁ・・・

『サイド、カット』

ってお願いはしたけど、ここまでカットしたかぁ…

不肖カブトムシ、こんな髪型で36歳を迎えることになるとは、一生の不覚。


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