先日、一緒にご飯食べた人が会社を辞めるらしい。

桐島さんは、部活を辞めるってよってだけで映画化までされたけど、その人が会社を辞めても恐らく映画化まではされないだろうけど、とりあえず会社辞めるってよ。

因みに、この桐島さんの凄いのは、『桐島、部活やめたってよ』ならまだしも、『やめるってよ』っていう、もはやまだハンドレッドパーセント確かではない噂の段階でなのに、こんなに話題になって映画化までされたのはたいしたもんだ。

兎に角、最近、誰かが何か新しいことをやろうとしてると、手当たり次第背中を押してあげることにしている。

後ろから背中を押すどころか前に回って、手を引っ張ってる場合もあるかもしれない・・・。

昔はさ、よく言うじゃない?

『人生は一度きりだから』とかって。

そのセリフ聞くたびに『何当たり前のこと言ってんだよ。そうだよ、輪廻転生ってのは・・・』まぁ、その宗教的なアレは置いておいて、兎に角、僕は昔はこの何かをやる決心をするときによく聞く『人生は一度きり』ってフレーズはあんま好きじゃなかった。

なんか軽々しいというか、そんな風に斜に構えてたね。

たださ、こう、ちょっとづつちょっとづつ歳を喰うとさ、『人生は一度きり』の『人生』ってやつのスパンというか長さが分かってくるじゃない。

僕はもうすぐ36歳になるんだけど、そしたらもうなんとなく『人生』の残りの期間が分かる・・・というか、感じるというか。

特に身近な例でいうと、母親が亡くなったのは54歳の時だから、僕でいうともうあと18年なわけ。

やばいよね、子供が成人するまで見守ってあげれないんですけど・・・。

どうにかすると義務教育終わるまで見届けられるかさえ怪しい・・・。

そう考えるとよ、そりゃー、桐島さんも部活辞めるわな。

多分、桐島さんは若いに関わらず、この人生の儚さに気づいてしまって、もはや部活なんかやってる場合じゃねぇー!!!ってなったんだろうな。

とりあえず、やりたいことがあって、そのことが法に触れない範囲なら、是非やるべきだと思うようになってきたんです。

そうだなぁ、人生は一度きりだから結婚は死ぬまでに・・・できればなるたけ早く、なるたけ大好きな人としたいなぁ・・・。

この前、ボスが珍しくというと語弊があるけれど、うまいこと言ってんだよなぁ。

『カブトムシくんは、正式にはバツイチじゃないけど、今回の件でもはやバツ0.5くらいだと思って生きた方がいいよ・・・クスクスクスw』

って。

正直、うまいこというなぁと感心したんだよね。

バツ0.5って・・・。

因みにうちのボスは、いつボス辞めるんだろう・・・。


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