会社の同僚に勧められ、行ってきました『ひたち海浜公園』。
前日は暴れん坊のT先生が、朝の3時過ぎまで恵比寿で暴れん坊の名に恥じない暴れっぷりを見せてくれたので、その日はKくん宅に泊めてもらいました。
で、4時に布団に入り、朝8時にはおはようございますをして、一路茨城まで。
目指すは、同僚曰く『花好きのカブトムシさんなら絶対オススメ』という、ネモフィラの青い絨毯の丘。
著作権関係がよく分からないから、スクショで。
これは、見たい。
同僚に教えてもらってから、この景色は『香港に帰るまでに見たい10の景色』のベスト1になっていました。
で、Kくんにムリ言って連れて行ってもらいました『ひたち海浜公園』。
一言で言うと、デカイ。
二言で言うと、まぢデカイ。
駐車場から入り口までも遠かったけど、入園してからお待ちかねの『みはらしの丘』まで結構歩きます。
因みに、ひたち海浜公園では禁止されているのか?と思うほど、99%の来園者は家族連れまたはカップルで、男子の二人組での来園者は僕ら以外に1組もいませんでした。
しかも、二人とも上下全身真っ黒のコーディネートで、かなり景観を損ねてしまっていたかもしれません。
で、やっとこさついた『みはらしの丘』は…
び、微妙…
非常に微妙だ。
僕が政治家だったら、すぐさま遺憾の意を表すほど、非常に微妙だ。
と、同時にここまで付き合ってくれたKくんに大変申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
丘の上に人が集まっています。
丘の上まで行けば、向こう側に青い絨毯が広がっているんじゃないか…いや、広がっていて欲しい…
そんな思いで黒い二人は丘の上を目指して歩きました。
で、丘の上、着きました。
丘の向こう側に見えたのは、もはや海でした…
『帰ろうか…』
その言葉を促した時の僕の胸には、酸素より血液より、申し訳なさでいっぱいだった。
駐車場までの帰り道は、この虚しさと刹那さをどこにぶつけていいか分からなかったね。
都心から140キロ離れた場所まできて見た絶妙に微妙な景色のあと、僕らはそのコトを記録からも記憶からも消し去るべく、今度は海浜公園から90キロ離れた宇都宮まで、餃子を食べに行くことでディールしました。





