出会いがあれば別れもあります。

6年、いや7年は供に旅をしてきたでしょうか。

僕の会社の出張者は9割以上の多さでスーツケースはリモワを使用しています。

そんな中、天邪鬼な僕はこれまでサムソナイトのスーツケースを使ってきました。

ただ、ウィールの調子が悪くなり、ハンドルが壊れ、とうとうお別れの時がきました。


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カバーを毎回かけて使ってきたので、6-7年使ったわりに綺麗です。

まだ使おうと思ったら、まだ使えます。

修行だと思ってケースを持ち上げて、ウィールを地面から浮かせて使えば、まだ使えます。

ちょっとデカいラジカセだと思ってケースを肩に担いで歩けば、まだまだ使えます。

ただ、ただ、お別れの時が来てしまったんです。

あれだけ否定していたリモワ。

みんな同じの使ってて、宗教みたいで気持ち悪い…とまで否定していたリモワ。

部屋とワイシャツとリモワ。

このまま君だけをリモワ去りたい。



昨年末、大好きな彼女が香港に来た際に、彼女が使っていたのは、そんなリモワでした。

僕はそれを見て、心を改めました。

二人、同じスーツケースを使って旅をしたい…と。

二人の思い出を、あのリモワにパンパンに詰めたい…と。

飛行機で超過料金取られるくらい、思い出をパンパンにリモワに詰めたい…と。

そんな僕を待っていたかのように、ベネシアンホテルのレセプションの近くにはリモワのお店がありました。

僕は、今日、リモワ教に入信しました。

色はど渋のマットブラック。

サイズは出来るだけ思い出を詰めれるように一番大きいサイズにしました。

まだまだペーペーですが、宜しくお願い致します。

因みに最近、出張の度に、スーツケースを購入しているような気がします。


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