中学一年の一学期、最初の英語の中間テスト、即ち人生で初の英語のテストで
『Good Morning Ken』
を訳せってやつで、
『いい朝ですね、ケン』
と答えを書いてバツをもらったのを覚えています。
なんで覚えてるかというと、先生曰くこの問題をクラスで間違ったのは僕だけらしかったからだ。
正解は
『おはよう、ケン』
だった。
ただ、さっき考えてて、こんくらいは全然正解にしていいじゃないか?と。
特に僕は意訳が得意だ。
筆者の思ってもないような気持ちまで読みとってしまう。
『Good Morning Ken』
だったら、今なら限界MAXまで頑張れば
『好きだよ、ケン♡』
くらいには訳せるようになった。
生徒によっては、これでバツになってさ、英語が虎馬になっても全然おかしくないからね。
で、さっき思ったんだよね。
『じゃ、逆に言うと『いい朝ですね、ケン』は、英語ではどういうのよ?』
って。
当時そんなこと思い付きもしなかったから、先生に言えなかったのが悔しい。
で、そんな時に英語が話せる友人から電話がかってきたので、この22年積もり積もった思いを伝えてみた。
友人も共感してくれると思ったら
『いい朝ですね、ケンは、It's a Good Morning Kenじゃない?』
と…
うーむ…
確かにそう言われたら…
そう考えると、やっぱアレはバツで良かったんだな。
I先生っていうんだけど当時24-25歳くらいの新人の男性の先生でね、同じく23-24歳の新人の女性の音楽のE先生を好きだったんだけど、フられたんだよ。
英語の先生なのに学生時代は中国に留学してて、英語より中国語が得意だという変わった先生だったね。
