あれだけ愛していたのに、香港に来てからほとんど飲まなくなりました、コーラ。

そしたら、やっぱり…

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かなり売り上げが落ちてるみたいです。

今では炭酸飲みたいときは、スプライトになりました。

なんだろ、コーラがちょっとツラくなってきたんです。

ただ、スプライトを注文するときの問題点は、『スプライト』と言っても半々くらいの確立で通じません。

まだ、観光客が行くようなエリアだといいけど、僕が住んでるような地元系の人しかいない店では、ほぼ通じません。

最近誰かと夜ご飯食べる時以外は、夜ご飯は抜いていたんだけど、一週間振りくらいにそれまでよく行ってた近所の中華屋さんに仕事帰りに立ち寄りました。

いつもいるオバちゃん二人のうち、便宜上ボスオバちゃんと子分オバちゃんだとすると、子分オバちゃんにワンタン麺とスプライトを注文すると、子分オバちゃんが

『え?なに?』

みたいに聞き返してきます。

もう一度ゆっくり

『スプライト』

と言っても伝わりません。

すると隣にいたボスオバちゃんがきて、子分オバちゃんに

『あんた、早く覚えなさいよ!バカのいっちょ覚えみたいにワンタン麺しか注文しないこの日本人が来て『スプライト』って言ったら、スッペのことよっ!そもそもこの日本人は、うちでワンタン麺とスプライトの26元セットしか注文したことないじゃないっ!?』(推測)

みたいにちょっと冗談で怒ってます。

子分オバちゃんのあとは、今度は僕にも

『あんたもあんたで何回も注文してんだから、そろそろ覚えなさいよっ!スプライトはスッペなんだから!』(推測)

と広東語でまくしたてきて、突然僕と子分オバちゃんにレッスン開始。

僕はテーブルに座ったまま

『スッペ、スッペ、スッペ…』

と言わされて、その横で子分オバちゃんは立ったまま、

『スプライト、スッペ、スプライト、スッペ…』

もはやカオスです。

10畳ちょっとくらいの狭い店内に満席のお客さん達は

『なんだこの二人、さっきからスプライト、スプライト、スプライトって連呼して…』

と、もはや笑っています。

相当恥ずかしかったです…

言葉を覚えるのは、大変です。