帰りは、佐賀駅に早めに着いて、空港までのバスまで十分時間があったので、久しぶりに佐賀市内を歩いて散策。
散策となると…
行っちゃうよねぇ、自然と足は向かっちゃうよねぇ、佐嘉神社。
佐賀じゃなしに『佐嘉』だからね、ド渋です。
懐かしいね、七五三をこの神社でやったのは覚えてるよ。
敷地内にはもはやカノン砲さえあります。
今となっては『探して下さい、佐賀県』までになってしまいましたが、幕末から明治維新にかけての佐賀は薩長土肥と言われたようにイケイケのビュンビュン系でした。
鉄の鋳造技術も国内ナンバー1だったので、カノン砲もガンガンでした。
で、カノン砲とくれば…
もちろんあります、神様仏様アームストロング様のアームストロング砲。
もうここら辺からアドレナリンが全開です。
佐賀のアームストロング砲が一躍有名になったのが、戊辰戦争の一つでもある江戸城無血開城となったあとの上野戦争です。
この上野戦争で佐賀藩のアームストロング砲は上野の彰義隊を壊滅させます。
因みにここら辺から僕の個人的心情はかなり複雑になります。
というのも、ここで出てくるのが新選組です。
新選組贔屓な僕は自然とこの幕末から明治維新にかけて佐幕派よりの見地で見てしまいます。
となると、薩長土肥を中心とした倒幕派の新政府軍は、ある意味『敵』なんです。
因みに、新選組を好きな人が『彰義隊』と聞けば、必ず出てくるワードが新選組十番隊組長原田左之助です。
原田さんは最後は彰義隊に加わり、この上野戦争で負った傷により亡くなります。
新選組ファン・佐幕派・旧幕府派からすると
『おいおいおい、佐賀藩、なんてことしてくれんだよ!アームストロング砲なんて反則だろ?』
なんです。
分かるかなぁ、この複雑な乙女心。
彰義隊に頑張って欲しいけど、佐賀藩にも頑張って欲しい的な…
エビちゃんもモエちゃんも、どっちとも頑張って欲しい気持ちなんです。
ダメだね…
佐嘉神社の話からもはや新選組の話になり出している…
要するに、僕は新選組が好きなんです。






