よく『他人と比べない』とは言うけど、これはホント言うは易し行うは難しでね。
僕は今年で34歳だからさ、大概周りの人も社会人経験が10年越えてきたくらいなわけ。
そうするとだ、やっぱ中にはいるのさ。
自分の周りの人の給料だとか役職だとか、もっと言うと人生の充実度が気になってしょうがない人が。
もうさ、なんだかなぁ…だよね。
夜中の3時に好きな人とベッドの上でチュッチュするのもシアワセだし、夜中の3時に三茶のTSUTAYAで独りアニソンをルンルンで試聴するのも同じシアワセでいいんじゃないかと思うわけ。
僕はもしかしたら、平均的なサラリーマンの人より海外に出張に行く機会が多いかもしれないの。
最初の頃は海外に仕事でいけるだけで嬉しかったのが、出張に一緒に行く私じゃない人がファーストクラスとかビジネスクラスに乗ったりしだすと、やっぱり昔は正直『いいなぁー』って思ったりもしたわけ。
どちらかというとファースト・ビジネスクラスがいいなぁというよりも、それらのクラスに乗れるってコトによる周りの目というか『見栄』の部分だよね。
ただ、そんなふうに思っても自分が虚しくなるだけだと、いつからか思うようになったわけ。
それよりも、出張でついたマイレージは自分で好きなように使っていいし、出張中の食事代とかは会社で負担してくれるコトを思えば、十分ありがたいコトだと思うようになったわけ。
ただ、とは言いつつ、やっぱ『他人と比べない』ってのはホント難しいと思うね。
バレンタインデーにさ、好きな人からキットカットをもらうとするじゃない。
すっごいハッピーターンだと思うの。
日本人初のハッピー過ぎて死亡、死因 : 過剰幸福死を狙えるくらいハッピーだと思うの。
『多分、高いチョコレートだと本気っぽくなるから、わざわざ安い、かといってチロルチョコよりは高い、みたいに考えてくれたんだろうなぁ…』
とか思っちゃったりしちゃったり…
で、後日知るわけ。
どうやら好きなあのコは、他の男性に手作りのチョコレートをプレゼントしてたって…
これは正直ツライ。
正論で言えば『他人と比べない』だから、他のバカヤローがあのコの手作りのチョコレートをもらおうが何しようが、自分はキットカットをもらえたという事実のみにフォーカスして、ハッピーターンしなければいけないのに、今の僕ではまだターンを上手く決めれる自信がない…
多分1/3回転くらいで地面にへばりこんでしまいそうだ…
他人と比べない
まだまだ遠い道のりです…