洗濯物を干し、部屋の電気を消し、布団に潜り込む刹那気付きはした。

気付きはしたけど、僕は朝の出勤途中にすれ違うあまり親しくもない同僚にするように、彼女の存在を見て見ぬ振りをした。

ゴメンなさい、廊下の電気さん。

気付きはしたけど、もう布団から出る気力がないんだ…

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