1.神通川、宮川沿い

 富山市から富山県を南北に流れる神通川は飛騨地方に入ると宮川と呼ばれます。

 

 宮川沿いでは縄文後期には高山市内に環状列石が作られ、高山市と乗鞍岳の間の高原で「日抱の宮」信仰がおこなわれ飛騨王国の語源となります。その後、気候の変動もあり日抱の宮信仰は飛騨国一宮地区に移動。5世紀の初めにはヤマト王朝の傘下に入ります。

 

 こちらは新海監督の「君の名は」のロケ地でも世界的に有名な観光地になりました。

 

こちらは諏訪湖の画像となります。乗鞍岳の山上にも信仰されている池があるそうです、

 

2.庄川、山田川沿い

 こちらも富山市方面から五箇荘や岐阜県の白川郷方面に流れる川で、古代には雄神川と呼ばれていました。時代が下って雄神の庄が出来ると雄神の庄川となり短縮して庄川となりました。神武天皇の祖母を祀る神社もあります。

 

 こちらも縄文後期には繁栄していて、奈良の東大寺を作る際には富山県内の豪族が寄進をして現在でも東大寺のお水取りで名前を読み上げられています、室町時代に守護大名の力が落ちて治安が悪化すると一向宗の門前町として中国との貿易を行い軍備も整え金沢とも連携して日本初の自治を始めています。江戸時代には合掌造りの集落で植物から火薬の原料を作り前田藩の経営を支えました。

 

 いちはやく世界遺産にも登録し、オーバーツーリズム対策や防災対策も自ら立案管理している先進地域であります。こちらも海外からも高い評価を受けていますね。

 

 

  日本人はとびきり親切で世界中の文明を受け入れて消化してきた唯一無二の民族なので、とうに失われた文明がどのように発展したのかを観ておもてなしを受けたいと世界中から多くの観光客が押し寄せつつあります。

 

 インバウンド消費を倍増させ、地方の女性が自立・安定した生活が出来るようにすることが究極の少子化対策で数年以内に達成することが目標ですね。世界中の人が応援してくれるのできっと達成可能でしょう。