A.源氏物語(Tale of the Genji)の作者、紫式部(Murasaki Shikibu)は仏教のトレーニング(Buddhist Training)で潜在意識(Subconsciousness)まで降りて、揺れる自分の心を詳細に観察して表現することが出来たからです。 



 さらに凄いところは揺れる自分の漠然とした不安な心を潜在意識から微細に観察、普遍化して、後世の人達の協力も得て日本人の美意識、日本文化のメインストリームにまで高めてしまったことです。

 日本人は長年の仏教経験から外国人に較べて比較的容易に潜在意識に降りることが出来るようです。1,000年前の紫式部の詳細な感情描写、表現は世界を驚かせており、日本は世界中のクリエーターの憧れでもあります。

 

 潜在意識には愛が溢れており紫式部は日本の漫画コミック本等のCool Japanの元祖と言っても良いでしょう。