意図せず手に入った栗数個で渋皮煮を作った。

鬼皮を傷つけちゃならず、片側が軽い麻痺のある私には難しかった。
主に利き手の爪を頼りに何とか皮をむいた。
おかげで爪は欠けてガタガタに……。
皮さえむいてしまえば、煮るのは特に問題はなくスムーズだった。
1つ見るからに硬そうだったものは、
出来上がってもやっぱり硬くて結局食べられなかったけど、久々に作ったわりにはそこそこなものに出来たと思う。
冷めてからブランデーを少し足して、娘好みにしてみた。
栗好きだった父に、
「父さん渋皮煮を作ったよ!」と声をかけお供えした。
娘もいつか作る事があるのかな、
なんて。大変なんだぞぉー。
渋皮煮って買うと高いけど、
手間がかかるから、どうしても食べたいならその額を払うほうが手っ取り早いし手軽だと思ったりもする。