戦後80年。
数え切れない犠牲の上にある今。
私は戦争を知らない世代。
でも、子ども達には私なりに伝えた。
忘れてはならないよと。
書きたい物があって、
大東亜戦争について調べた。
YouTubeで戦争を体験されてしまった方々のお話をたくさん視聴させて頂いた。
全てを視聴してはいないけど、
戦争は一方向からだけではなく、
様々な面から見るべき事だと思った。
人間は、たいてい都合の良いようにしか物事を捉えない。
だから、偏ってしまっている事もあるし、知ろうともしない事が出てきてしまうように思った。
特攻の真実、
戦後の抑留、
原爆の被害は外国人にもあって命を落としたという事実、
被爆後の身体や生活への悪影響、
生還出来てもPTSDで苦しんだ方がたくさん居たという事実、
1つの面しか見ていなかった事が、
調べるうちにたくさんの面があるとわかった。
そして、良い事など1つもないという事実。
戦争は人を狂わせる。
それでなくてもおかしな人間が、
より狂うなんて。
現代人が戦争をしてしまったら、
多分大東亜戦争の比にならないぐらい悲惨でより凄惨なものになると思う。
想像もしたくない。
通常で既に殺伐としているのだから。
感情なども乏しい気がするし、
絶対に避けないとならないと思う。
生き証人の方々が、思い出したくない苦しい記憶の中、後世の私たちの平和の為に語って下さっている映像を視聴出来るという事は、
本当に有り難い事だと思う。
皆さんの高齢化が進み、
実体験を語る事の出来る方がいらっしゃらなくなったとしても、
決して間違った道に足を踏み出すような愚かな事をしないよう、
きちんと受け止め、安易な思考を捨て、しっかりと考え、
まっすぐな感情を温めていかないとならないと思う。
こういう事こそ、道徳の時間なりで学ばせて欲しい。
色々な事を考えながら、
8/6,8/9,8/15の式典を視聴した戦後80年の夏だった。
そして、私ごときの経験では生き地獄等と言うのも憚られる……と思い、
反省した夏でもあった。
犠牲になった方々の魂がせめて安らかでありますように……。