『ダメ元』
中途障害者になって命と引き換えに失ったものは多くて、
出来ていた事も出来なくなった。
身体健常者と比べるとしたなら、
そもそものスタートラインが私はマイナスになってしまう。
ゼロですらない。
じゃあ、
命以外失うものもまぁ無くね?
という考えになり、
あからさまな損がはなからなければ何でもダメ元でやってみる事にした。
ダメでも失う物はない、
ダメじゃなかったら儲けもの!ってな具合いに考えて。
それまでの努力や時間が無駄とか言ってくるヤツが居たとしたら、
そんな輩とは付き合わなければ良いだけで。
私にとってはその努力も時間も無駄なんかではなく、自分にとって必要な事だと考えられるからするだけで。
私は死ぬまでダメ元で進む。
父お墨付きの器用貧乏で終わらないと嬉しいけど、それならそれで仕方ない、と割り切っている。
“お父さーん、
結局わたし器用貧乏で終わっちゃったよーw”
と、あっちで報告出来るかな。
だから進めるのかも?
転んでもタダでは起きん…………。
ダメ元じゃあ
さぁ、次よ次。
下手な鉄砲も数打ちゃ当たる
わたし、負けなーい。