息子デコボコっちが、外出から戻り、手に郵便物を持って来てくれていた。


錠の番号は教えたけど忘れただろうし、郵便受けを見る事自体頭から抜けていてこれまで持ってきた事がなかったから、思わず

「持ってきてくれたの、珍しいねぇ」

と、口から出た。


するとデコボコっち、

「ポストにささってたから」

との事。


2つ折りにされ、ズボっとさされ…
悠々とポストからはみ出していたのだろう。


要は、錠を開けずともそのまま持ってくる事が可能な状態だった…バッチリはみ出していたという事。

つまり、誰でも持っていける状態だったという事。


この程度の大きさの郵便物をわざわざ部屋にまでは持っていきたくはないだろうね…、

どうにかポストに入れていきたかったのだと思うけどね…。


折り目がついて困る商品ではなかっし、折り曲げ厳禁表示もなかったから

わからなくもないけど、


ポストに入りきらなくてポストにぶっ刺しているだけだと、持ち去られる可能性もある訳で。


そうなると、売る側の責任?配送会社の責任?その所在を区別しているのかどうかわからないけど、結局は何かあれば損失に繋がると思うのだけど…知らんぷり


ほんの小さな“まぁ大丈夫だろう…”が、

時にはとんでもない事になったり、

下手したら取り返しのつかない事になったりするから、


物事をあまり安易に考えない方が良いと思うけど、

「自分は平気〜」と、根拠のない希望的観測な確信が人間にはどこかある気がするから、わからなくもない…

ただ、仕事となるとそれは別。


でも、仕事は別だという、

そういう感覚も違ってきているのかな…なんて考えたりもして。


感覚が違えば、ちょっと考えたらわかるだろうに…という事でも、

そもそもそんな思考すらなかったり、伝えたとて感覚としてわからなかったり…。


色々鑑みると、

未来は間違いなく明るくないな…。

と、私はそう思う。