障害者になり2度目の免許更新。

そこそこ動けるようになった頃、

敷地内で運転してみた時に…

もう運転は危ないと体感し、

自発的にやめてはいる。

未練断ち切りの為に泣く泣く愛車も売ったし…。


ただ、だから返納…とは出来ず、

とりあえず更新している状態。

後遺症はどこへやら…なんて嬉しい状態にはならないであろう体感はあるものの、


絶対に治らないと断言されていない事に少しの望みを捨てたくないような…?というよりは、

もし万が一にも運転出来る状態になれた時に、また1から免許取得となると

それもまた大変な事だと思うから…という気持ちの方が強いかなぁ。


運転出来れば行動範囲が広がるから、

可能になればそれは有り難いけど、

まぁ…おそらく難しいだろう…とは思う。そう思う事自体に虚しさを感じてしまうような。


身障になって初回の更新は、身体状況が変わった事もあり免許センターに行った。

友人が車で連れて行ってくれて、

終わるまで付き添ってくれた悲しい


シュミレーターでの車のシュミレーションと、

二輪はバイクにまたがれるか…と、

後日期限内に診断書の提出。


あれ…免許センターだからひとまず免許を手にしたんだっけ…。

後から、許可されましたみたいな封書が来たんだっけ…。


2回目も免許センターじゃなきゃいけないような気がしていたけど、

よく考えたら免許取得時の状態から加齢しても免許センターでいちいちシュミレーションなんてしないし、

変化後初回で更新出来たなら、

もう警察署で良くない?と思った。


そして、シレッと警察署に行ってみる事にした。軽く状況は聞かれたけど、

前回免許センターでの更新は出来たと伝えた。


その場で軽い傾斜を杖なしで短距離往復してみるよう言われ、うわぁ大丈夫かなと思いながらドキドキしながらした。数名の他人ギャラリーの見る中。


何とか出来たけど、もっと急な傾斜だったら出来たかわからないガーン


申請の時に持参した証明写真が、

もう少し引きで撮っていれば安心だったのに、若干大きめな写りで心配だった…。


その後講習を受けて引き換えの紙を受け取れた。


証明写真は大丈夫だったようで連絡が来る事はなかった。 

でもギリだったのでは…。

これじゃダメですよーと連絡が来たらまた写真を持って行かなきゃならなかっただろうから良かった。


そしてつい先日受け取りに行き、

初回の、気に入らない髪型と歪みまくった顔の免許証からややマシぐらいの写真に変わった免許証を受け取った。


どうあがいても片側は顔面神経麻痺だから…良く写る事などない。

それを晒さないとならない免許証って

今の私には少々残酷かも。

その場で写すよりはまだ良かったけど…。


免許センターなんて流れ作業みたいにどんどん撮っていくから、平衡機能障害の私にはとんでもない事だった。


顔を気にしているヒマもなく、

配慮される事もなく、

はいこうして、こうして…と容赦なく言われるから。

そんな容易には動けないのに。


なにはともあれ良かった。

次も更新出来るよう程々に動ける体を維持しないとなー。