ペットボトルなどのフタがあけにくくなったり、同じストックを何個も買ったり、すぐ忘れたり…。

アラフィフでこれかよ…と危機を感じる。


そして、これまではただ若いというだけでどうにかなってきた事に気付いた。

どうにかなってきたというか、体がどうにかしてくれていたというか。

細胞も若かったから無理もきいていたのだろうなと今では思う。


白髪が増えたり体がたるんできたり、

しっかりと老化を自覚しつつも、

これまでと感覚は変わらず、そのまま過ごそうとしてしまう。


でも、これまで通りにしていたら…

衰えてきた細胞では賄いきれないのだろう…。あれ…となる。


ちょっと無理して動いたり、

ちょっと寝不足になったり…、

これまでならそこまで酷い事にはならなかった事が、中年となるとドッと降り掛かってくるらしい。


食べ物だって、若い時と同じようにしていたら、代謝は落ちているのだから肉となりプヨプヨしてしまう。

そして、重力に逆らう力も弱まっていくのだろう…とも思う。

あらゆるところがたるんできたり…。


改めて、若いってだけで何とかなっていただけなんだな…と思う。

そして、若い時のメチャクチャは中年以降、ちゃんと衰えてきてから出てくるのだ。


私は少し寝不足になると、物凄くふらつく。

きっとこれも加齢に伴い増えていくのだろうと思うとおそろしい。

体のリカバリー力も衰えているのだろうから…。


最近、ゴミ出しの時にご近所とかち合わないようにと早朝ゴミ出しを頑張っている。

まだ暗く、正直コワイ。

でも、かち合うのも…。


寝るのが遅くなってしまった翌日のゴミ出しでは、階段で頭がグラリとなりよろつき、本気で転ぶかと思った。

もう、寝不足でも何とか動ける体力もないようだ…と思った。


衰えるって切ない。

誰でも順番になるものだけど、だからこそ老齢期に何のサポートが必要なのかとか、少しは対応してくれたらいいのに。

人生100年時代、後半はただひたすら辛い老齢期でしかない現状をそのままにして、最盛期の人にしか視点を向けないままのこの世がコワイ。