正月から続いていた胃の不調をスルーするのは何だかコワくて、

公休日に凄く頑張って徒歩圏内の胃腸科へ。


初めての場所に受診するだけでも、

めまいで杖使用の私には結構なハードルで、その日も受診したくない気持ちが勝り挫けそうになったし、

実際、少し前に1度受診を挫けていた。


はぁ…もう少しかな…なんて思いながら杖でヨボヨボ歩いていると、

年配のご婦人から「こんにちは」と声がきこえた。


ん~~?と思いながら軽く会釈したか忘れたけど通り過ぎようとしたら話しかけられた。


なんて言われたっけ…あ、そのポーチ可愛いわね!と声をかけられたんだ。

保護猫活動をしている友人がプレゼントしてくれたポーチ。



ポーチの事から、足をどうかされたの?と聞かれ、

あー脳腫瘍でこうなったんですよーとお伝えした。

初対面なのにね泣き笑い


大変だったのね…と言ってくれて、

保護猫の話をしたり、5分ぐらい?

道で立ち話泣き笑い


悪意は感じなくて、多分気になって聞いてみたくなったのだろうと思った。

本当のところはわからないけど、

世話好きな方なのか、あの後話題とされたのか、それはわからないけど…。


まぁそうだろうな…パット見そこまでの歳には見えないだろうし、

どうも若見えするらしい。

前は嬉しかったけど、今は単に何でその若さでそうなの?みたいな空気感だから、マイナス要素になった気がする…。

ヨボヨボではなくて杖をついているのだから。

それもマイナーなT字杖ではなくロフストランドクラッチだもんな…目につくかもね。


私も中々遭遇しないもんなー。

これまでにお一人かな…。


ただ興味本位だったのかもしれないし、物珍しかったのかもしれないし、

真意はわからないけど…

話しかけてくる人は殆ど居ないから、

適当ではない応対をした。


私も気分を害された訳ではないからまぁいいか…なんて思いながらサヨナラした後初診の病院に入っていったのだった。


こうなる前は、度々ではないけど時々道を聞かれる事があった。

私は介護職だったけど、実は人間は苦手でプライベートでは近づかないでオーラをガンガン出しているつもりだったのに、道を聞かれ…こたえ…だった。


パット見優しそうに、ホニャホニャ見えるようだから話しかけやすかったのかも…?知らないけど。

娘もわりとそうらしい。


あ、でも杖歩行になっても1度バスの乗り方を聞かれた事があったな。

知っている路線だったから良かったけど。


人は好きじゃないのに、

コミュニケーションスキルはそこそこある…ププッ。なんか笑える。

私も外面いいし、良い人ぶるのが上手だからなー。


悪い気はしなかった、見知らぬ人との立ち話。

たまにはいいかもね、なんて思った時間だった。