順番で建物の班長が回ってくると前班長が言いに来宅した時、断れる状況にはないらしい空気を感じた。

その班長には私の障害状況は書面で伝えてあった。


その後自治会の希望役員の紙を提出する時にも障害状況を細かく記載し、

難しいであろう旨は伝えた。


でも、新役員決めの知らせがしれっとポストに入っていた。

自治会に伝えたところで、「各々の建物でやってくれ」みたいな感じで、状況を伝えてもそこまでの意味はなかった。


新役員決めの時は、一応は配慮してくれて本来2人の枠に入れてくれはした。


でも、既に2人決まった事が字が見えずわからなかった私が集まった人達の前で希望すると、

「もう2人いるじゃないか」みたいにざわつき、吊し上げられているような感覚に陥った。


そんな始まりとなった役員。

私は雨やめまいが強かったりで定例会等にも毎回は行っていない。

無理をしてまでする事ではないし、

自治会の為に無理をするなんていう、

そんな気持ちもない。

そもそもが無理をし続けないと生活出来ない状態で、その上自治会の事をする余力などどこにもない。

他人の何かをする余力など、どこにも。


同じ担当になった人達も何とも言えない。

あからさまな態度の中年後期?女性とか。最悪。


唯一話をする方は体調を崩し 

しばらく休まれるらしく、

その方の分のフォローを…という事になった時に、

前回の定例会に久々に出た私にその役をふられた。


あからさまな中年後期が、

私に「やって貰えばいいんじゃない?」と言っているのが聞こえ、ゲンナリした。

年度始めの引き継ぎも欠席し、

身体状況から補欠的な感じでプラスワンで名前を置いているような私だけど、

他はそうは思っていないらしい。


居るならやれ、居るのに何故やらないのか?みたいな空気感。


自分の事で一杯一杯なのだろう。

自分が1番大変で、

自分が1番楽をしたいのだろう。

相手がどうであれ。


だから、何度も欠席している私を絶対快くは思っていないだろうし、

むしろ何休んでんの?と思っているのだろうよ。


その、フォロー役で私に頼みたい事を説明してきた中年後期。

「申し訳ないんだけど…」って言ってきたけど、絶対思っていないくせにと思った。それが伝わってきた。


「この担当だからわかると思うけど…」と嫌味まじりでフォローする事を説明されたけど、要領を得ない説明というか。


端的に今最低限これは必要という事を伝えてくれればいいのに、

『これはとりあえず今私が関与しなくていいんですね?』と聞いたものには

「関与しなくていいとかじゃなくて、持っていて貰わないと…」と、

よくわからない、無駄がまじったわかりにくい説明だった。


体調を崩された方がいつ復帰されるかわからない。

その間私にやらせるつもりなのだろうと思えてきた。


身体がこうじゃなきゃ、

足が不自由なだけ位ならやるよ、

完璧近くまでね。


でも、足が不自由なだけじゃない。

年中無休のめまい。

身体健常者にはわからない世界。

私も味わった事がなかったおかしな世界。

頭がグルグル、目が回って。

身体のバランスも取れない。

無理をしないと生きられない。


『この身体の私には出来ません』は

ズルイのか。

この身体でも、必要であれば身体健常者のフォローを強いられるのか。


体調を崩された方は真面目な方で、何度かご一緒して人の良さが伝わってきたから私も何とかフォローをと今回言われるがままに引き受けたけど…。


最低限だけして会長に突き返すか、預かったものを。


何とも気分の悪い場所だ、ここは。

子供と住めて有り難いけど、

やっぱり出来ればここで死にたくない。


来年はバタバタするから嫌だけど、

早く役員を終えたい。

あの中年後期を見たくない…。