娘がアルバイトを始めた。
事前に検討しているお店を教えてくれていた。
応募は多分、Web応募。
すぐに面接日の連絡があったらしく、
それも教えてくれた。
う…羨ましい…Web応募…………。
私は携帯が普及し始める手前あたりの時代だったから、応募する時は苦手な電話を握りしめてドキドキしながらかけたものだった。
携帯がない頃は家の電話にかけるしかなくて、友人と話すにしても、彼と話すにしても、相手の親を介して繋いで貰うという段階を経ないとならないから、
変な緊張感はあった。
バイトの応募もまず電話だった。
高校の時の2度めのバイトは、電話した時に「採用する!」と言われてビックリしたっけ。
“長年接客をしていると、話をすればどんな感じかわかるんだよ”と即決採用をして貰えたその時は嬉しかった。
でも、いいの?とも思った。
電話は苦手だったけど、何かにつけて電話をする場面が否が応でもあったから、
それはそれで良い経験だったのかもしれない…なんて今となっては思う。
現代は、直接話したい人に電話をかける事が出来るし、Webで完結する事もあるし、知らない相手に電話をかける場面が少ないだろうと思う。
それが良いのか良くないのかわからないけど、知らない人に電話をかけるってどうすればいいの?と思う人が増えていきそうな。
あらゆる事が便利にはなってきたけど、
応用力も欠如してきている気がする。
だから、便利さも微妙だなーと思ったりもする。
履歴書だって今はWebとかで字を書かずに完結したりして。
どんな字を書くのか…って、わりとその人の情報源になると私は思っていて。
それでどうこうではないけど、
何となくのイメージには繋がるような?
そういう情報源も今はほぼないんだなーとか思うと、ほんと良いのだか良くないのだか。
とは言え、Webで出来る事が多くて身体障害ありの私には有り難いけど。
ネットスーパーとか、
Webで頼んだ商品の配達をして貰えるとか、
Zoomで話せるとか…。
会社に行かずともWeb面談で済んだり。
ほんと、助かる。
でも、やっぱりデメリットもあるよなぁ…と思うから、それに気づけて対処出来るようにしておければ、それが理想だけど。
そこまでしないよなぁ…。
先々こわいなぁ…と思う。