ラブラブしっぽフリフリラブラブ通院の帰りは、
最寄り駅のバス停から始発で乗車出来るから、座れる事が殆どで、
行きよりは気持ちが楽。

今日は、行きも帰りもノンステップバスで、帰りのバスは縁石との距離も短くて、よいしょっDASH!と気合いを入れずに済んで助かった。

運転手さん、ありがとうございますキラキラ
お上手ですね、幅寄せ爆笑
私は苦手だった…しかも大型車だと、
もっと技術が必要そうだし。

体が思うように動かないと、
難なく動ける人にとっては 
ほんのちょっとした事が、
ほんのちょっとじゃなくなる

座る事が出来て、バスが走り出して、何ヵ所目だったか、おばあさんが乗車してきた。

杖をついていて、誰か譲るかとみていたけど、何の動きもない。

おばあさんは、両手で必死に椅子の手すりにつかまっている。
おばあさんの必死感を感じていたのは私だけなのか…。

席を譲ろうと思ったけど、
走行中に立つと私は多分バランスを崩してしまうから、停車した時にと思っても、ほんのわずかな間で、結局譲れず。

私が降りる1つ前のバス停で止まった時に、もう降りるからと 
おばあさんに声をかけようと立ち上がろうとしたけど、
あいたところにすぐに座っていた。

内部障害だったり、具合が悪かったり、見てわからない事もあるから、
一概には何とも言えないけど…

極力他人を視覚に入れたくないから、
私はほぼ伏し目がちだけど、
周囲を少し見てみたら、高齢者だろうけど、杖はついていなくて、
譲れそうな人は居た。私から見たら。

でも、多分そういう人から見たら、
例え杖をついていても、若めの私が譲ればいいのでは?ということなのだろうなーと。憶測だけど。

私は、高齢者を押しのけてまで座りたいとは思っていないし、
声をかけて貰ってもお礼を言って大丈夫ですニコニコと、辞退する。

私は、
足がちょっと不自由な位なら
(後遺症を複数抱えているから、こう感じる)、さっさと譲る。
そもそも、座ろうとしないかも。
平衡機能ぶっ壊れがなければ、
手すりにつかまれば、スッと立てるし、その筋力ぐらいある。
もう、幾らでも譲る。
平衡機能がまともであるのなら。

でも、私は平衡機能がぶっ壊れている。
これは、難なく動ける人には想像もつかない苦痛の世界。

痛くないならいいねと言われる時もあるけど、痛みの苦痛はなくても、
同等のもの…場合によっては、
より苦痛かも。

もれなくめまいもついてくるし。
『私は大変アピール』したい訳じゃないけど、
痛みとは違ったものではあっても、
中々にヒサン。ただただ悲惨。

もし、平衡機能ぶっ壊れ体験をしたら、

「やだーハッなにこれー、
ちょー悲惨なんですけどぉーーーガーン
真っ直ぐ歩けないんだけどぉーーー、
やだなにこれぇーーーー、
どうやって動けばいいのーーー、
やだ、無理無理無理ーーーー
絶対無理ーーーもうやめるーーー。」

こんな風な感想なのでは……と思う。
なぜか若者設定…。

一時的な体験でも、すぐ根をあげると思う。
出来れば私もやめたい。

若いから大丈夫ーとか、
自分も高齢者だから、
譲らないーとかじゃなくて、
ちょっと状況から判断出来ないのかな?と思うのだが。

若くても、
高齢者より大変な状況の人も中には居ると思う。

高齢者同士でも、杖をついているのかとか、体の状況であったりも考えて、
お互いに声を掛け合うぐらい、
出来ないのかなーと思って、

物凄く悲しくなった。
というか、ウンザリしたというか。

今って、こういう感じだよねと。

冷たいよね、やっぱり。

嫌な気持ちになる事の方が多い日々。

空はこんなに綺麗なのに。
昨日の空だけど。

空っていいなー。