ちょっと福祉を勉強した事があって、現場で働いた事もあるけど…
勉強をした中に、“障害受容の過程”というのがあり…
『障害の受容(克服)過程は
「ショック期」
「否認期」
「混乱期」
「解決への努力期」
「受容期」を経て,
障害を克服していくと考えられている』
なんて、数行で書かれているけど、
そんな簡単なものではない。
生まれつきのハンデも大変だと思う。
どちらがどうなんて、比べるものではないと思うけど、
いきなりハンデを負う、いわゆる
『中途障害』というのは、
どれだけしんどいのだろう…
と、私は時々想像していた。
でも、結局は他人事だった。
まさか、自分の身に起こるとは。
思いがけず当事者になると、
想像の斜め上どころの話ではない。
絶望感はつづくよどこまでも…



(こんな引用の仕方をしてしまって申し訳ないです…恋つづ大好きだった
乾いた心にしみた…
)


これまで何の気なしにしていた事の全て、
ありとあらゆる事が、スムーズに行かなくなった。
根性論も負けん気も何も通用しない、
どう努力しようが、どうにもならない事の方が多いから、何をどうしたって、出来ない事は出来ない。
その悔しさったら、言葉には表せない。
ある日を境に、突然出来なくなる。
その絶望感。
私は、担当医に後遺症の事をほのめかされてもいなかったから、元に戻れるものだと信じて疑わなかった。
はやければ10日で退院できる
社会復帰できる
こう聞いていたから、わりと軽く考えちゃっていた。
単に私がバカだったのかも

とにかく、上の言葉を信じて疑わなかったものだから、ハンデを負った事が、
よりショックだった。
私は、多分死ぬまで受容など出来ないと思う。
受け入れたつもりになっても、
あくまでも“つもり”で、
本当に心底から現状の自分を受け入れたとは言えない。
だから、
前の自分を諦めよう
諦め以外の何なんだ?位に思っている私。
でも、諦めると言っても簡単ではなくて…
何だか頭がぐちゃぐちゃでまとまらなくなってきたから、
近々につづく…
