長い休みが終わると宿題から解放された……となる。きっと親も子も。
親は、やれやれ促す立場から、
子供はやれやれ言われる立場から。
うちの場合、長期休みが終わっても状況的にそこまでの変わりはない。
世の母親のうげぇ…状態が毎日な私だもの。
ただ、間違いなく宿題云々からは解放される。
これまで長期休みの宿題もスルーしてきてしまったけど、
さすがにねぇ……やろうぜと全クリアを課した。
ちょっとにんじんをぶら下げて。
在宅ワークとは言え、
そこまで息子にかかっていられないし、やっぱり宿題を「やらせる」事にはグッタリした。
実際全クリアとはいかなかったものの、これだけはやっておいでと先生から言われた以上のものは提出出来た。
その中の技術の宿題だったか、
植物を育ててレポートを……というものがあった。
登校していたら内容の説明をされていたのかもしれない。
それとも、全く説明なしで内容を読み解いてやれ的な事だったのか……?
それもわからないけど、
うちは見切り発車みたいな始まりで、最終日にえーーとなった。
種から植物を育てる。
それをレポートに。
なんて、どこか小学生の朝顔日記みたいな気持ちで居て、大して確認もせず始めたのが間違いだった。
提出するレポート用紙?をよく見てみたら、Aという基本条件で育てるもの、B、Cという、また別々の条件を加えて育てたものと各々の比較をしながらのレポートだった。
先に読んでおけば出来たものだけど、
とりあえずギリギリに種を撒きだした時点で終わっていたらしい。
Aの1つだけしか書けない状態。
1つの条件でしか種まきしなかったのだから。
あとあと、だから肥料があったのか……とか、ちゃんと確認しておけばわかった事がわかったりして。
時すでに遅し……。
結局、比較もクソもなく1つの観察で出そう。と、書いて出した。
そして、
息子と「迂闊だったな、ちゃんと事前確認してからしような。」となった。
これもまた勉強となった。
何事もわかった気になっちゃいかん。
改めてそう思った。
先入観や思い込み、こわい。
シソが良かったなーとか言いながら、育てたものをやっと調理して息子に出した。
味付けが旨い!という感想だった。
うん、買ってまでは要らないかな……と私も思った。
確認、大事。
そんな事を学んだ今夏だった。