食塩の過剰摂取は体に害を及ぼす…とわかっていますが、上手に減塩しながら、美味しい食事も大切です。

また、減塩食は一般的に『美味しくない』といわれます。


おかずが三品あるとして、すべて薄味にするのではなく、主菜一品のみを通常に近い味付けにし、他の二品は食塩を控えたメニューにします。


また減塩ポイントは、

1.旬の食材の素材の持ち味を味わいましょう。

2.出汁の美味しさを活かしましょう。

3.温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに…適温で料理を味わいましょう。

4.全体のバランスが大切。醤油味や塩を使った調理ばかりのおかずにしない。

酸味…お酢や果汁、油脂の風味を利用した調理を取り入れてみては?

5.私たち日本人は、様々な料理を食べます。

和食はもちろん洋食、中華、最近では手軽に食材が手に入ることからエスニックも家庭に普及しつつあります。

さまざまな香辛料や香りの強い野菜を利用してみるのも良いでしょう。

6.減塩醤油や割り醤油の利用。



~減塩しているつもりでもできていない方の傾向~

1.おかず一品の味付けは薄いのですが、おかずの摂取量が多く結果として食塩摂取量が多くなってしまう。

2.薄口醤油の利用。色が薄い (淡い) ことから薄口といわれ、食塩含有量は濃口より多めです。

3.減塩醤油を使っても、普通醤油の倍の量を使ってしまったら同じ量の食塩を摂取してしまいます。計量して使いましょう。



医師から食塩制限の指示がある方は意識的に減塩することが大切です。

しかし、食塩制限をされていない方は、ナトリウムを排泄させる働きをもっている水溶性食物繊維が豊富な食品(海藻や野菜や果物)を摂ったり、作りたてを味わってみたり、旬を楽しんでみたり…加工食品や外食が多い方なら、家庭料理の食事の回数を増やしてみる…と、食生活を楽しむことで、減塩食に繋がっていきます。

味の好みは幼少期に培われるものです。

幼い頃の食生活が大切といわれています。

旬の食材の新鮮さや出汁の旨みを活かした、素材を味わう味覚を養う食事が大切です。


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