「離婚できない」
彼のその言葉に落ち込んだ女の子は少なくありません
離婚できないなら
そもそも他の女性と付き合うな！
本気で彼女を好きになるな！
と男たちに言いたい。
何ともまあ身勝手な言葉
離婚できないけど君とは別れたくない。
そのワガママをいつまで通すのか？
しかし
出会ってしまった時は
そこまで深く考えていなかった。
お互いに。
離婚が簡単にできる日本であれば
もっと話しはシンプルなのだ。
先日も有名人の不倫報道がありましたが
「離婚してから付き合いなさい」
と
誰かがこの古くてカチカチ頭の考えを丸呑みして
恥ずかしげもなく世の中に出したようです。
離婚がどれだけ難しい国か、
わかっての発言なのだろうか
まずは
結婚契約の前に、結婚したらなんの義務が発生し、契約解除（離婚）がどれほど困難であるのか
国はちゃんと教えるべき。
世の中の契約は
みな細かい契約書に目を通してからサインする。
契約書には
違反した場合のペナルティなど
厳しいことが書かれているはず。
結婚したら
収入が高い方が低い方を養う義務。
一緒に暮らす義務。
子供が生まれたら養育する義務。
別居したら養育費だけでなく婚姻費用を払う義務。
離婚しない限り婚姻費用を払う義務。
離婚には正当な理由がない限り離婚できない。
家庭内別居は離婚理由にならない。
性格の不一致は離婚理由にならない。
夫婦破綻を証明するには3年以上の別居が必要であり
その間も養育費、婚姻費用は発生する。
「別居」期間は自分の生活と妻や子供の生活費、養育費を払うことになり
金銭面で別居を諦めざるを得ない人もいる。
ましてや有責配偶者であるとしたら
10年の別居があっても
離婚できない可能性もある。
結婚とはこれほどに法律的な縛りがあり
離婚となると
何年もお金、精神を蝕んでいくものなのだ。
結婚相手を間違い、
あなたという人を見つけた彼。
法律は人生の間違いを正すことを許さないらしい…
どんなに愛し合っていても
この法律というハードル、
さらに子供、社会的立場等、
メンタルもかなり削られることは間違いない。
それを知ってか知らずか
彼は
「離婚できない」
とあなたに言うかもしれない。
ただこれを聞いて落ち込む必要はないのだ。
たしかに
現実的ハードルはかなり高い。
しかし
すべてが整えば
彼は行動を起こす。
彼は「離婚できるはずがない」と
思い込んでいるにすぎない。
チャレンジもしていないくせにね
彼が
その離婚との戦いに挑むためには
安定した拠り所と
安心の収入が必要。
それはもちろんあなたなのだ。
何があっても不動の心。
何があっても彼を受け止める余裕。
自立した精神。
自立した経済。
「オレには彼女がいる！オレには彼女しかいない！」
そうなった時
彼は動く。
経済面では今、
ものすごく稼いでいる必要はない。
ただ、雇われの身からは
卒業した方がいい。
起業をし、一生の仕事を持つこと。
定年後稼ぎ続けるあなたが必要。
一生チャレンジし続け行動する姿を彼に見せること。
起業をすることで
彼はあなたを応援したくなる、頼りたくなる、夢を託したくなる。
彼の離婚できない思い込みを
打ち砕くのはあなたしかいない。
「離婚に動いてよ！」
なんて彼をせっつく言葉は
完全なるマイナス発言であることに
気づかなければ
一生このままになってしまう。
努力するのは彼ではない。
まずはあなたからなのです。
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